『
X-MEN:アポカリプス』
人気アメコミの実写映画『X-MEN』シリーズの第6作目にして完結編。
まさしくシリーズ集大成であり、初期作品につながるX-MEN誕生秘話が語られる。
プロフェッサーXのヘアスタイルの謎解明が個人的にはクライマックスと言っても良かったか?(笑)
さて、ミュータントたちを描くシリーズだが、実は古代エジプト時代から存在していたよという大風呂敷な展開をみせる。
古代の神として権威を振りかざしていたアポカリプス(オスカー・アイザック)の強欲さには時を超えた権力者の闇が反映される。
ここまでスケールが大きくなると、もはや何があっても驚かない。
本作もブライアン・シンガーがメガホンをとっているだけあり安定感はある。
前作の『フューチャー&パスト』よりは分かりやすくなっているのは素直に歓迎。
成長したキャラクターの若いころと比較するのは楽しいが、悪く言えばつじつま合わせの回なので面白味という点では今一つかもしれない。
(どれほどピンチになってもキャラの将来を知っているからね。)
もっともそれを補って余りあるVFXが見どころだろう。
スピーディーな迫力で押すアクションが多いためもあり、数多いキャラクターの中ではクイックシルバーの存在が際立つ。
ねじ曲がってしまったマグニートーの原因に納得しながらも、ささやかな希望も感じられる。
劇中の時代が80年代ということで、『ジェダイの帰還』に言及していた箇所がツボだった。(笑)
原作者のカメオ出演やエンドロール後のワンエピソードなど、お約束もキッチリ守られる。
シリーズを時系列順に見てみたい気もする。
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