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2016年07月19日00:19

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『ファインディング・ドリー』

 西日本方面が梅雨明けになったそうだが、関東も暑かった…。
祝日で、イオンシネマはサービスデーで、子供向け映画が複数スクリーンでかかっているために劇場もとんでもなく熱かった。

『ファインディング・ドリー』
 
 言わずと知れた2003年に大ヒットしたピクサー・アニメーションの続編。
近年のピクサー作品の中では最も「らしさ」を感じた。
ドリーの親探しの旅なので『ファインディング・ドリーズ・ペアレンツ』なんじゃないかと想像していた自分が恥ずかしい。
見つけるべきはドリー自身のことなんだ。

 前作を見たのは随分前なので詳細は忘れていたが(ドリー状態?)、ニモは片方のヒレが小さくて泳ぎが上手くいかない。それを父マーリンは『幸運のヒレ』と呼んでいた。
決してネガティブにとらえてないことが大切。

 まさに本作はそれの進化版で登場する魚たちはみんなどこかに欠陥を持ち合わせている。
主演ドリーの<忘れん坊ぶり>は顕著な例で、助けてくれるタコのハンクにしてもジンベエザメのデスティニーにしても、それぞれどこかに欠点を抱えている。
しかし、みんなが力を合わせれば乗り越えられない壁はないというのは大事なメッセージだろう。
特にデスティニーとベイリーのコンビには泣かされた。

 選曲のセンスにうなったり笑ったり…。(英語を知らない日本の子どもにはわからないタイトルもあると思うので、大人が教えてあげるといいかな)
吹き替え版で見たのだが、おそらく全員が印象に残るであろう<八代亜紀>にはアッと驚く。(笑)

 キャラクターの際立つ個性も伏線回収もピクサーならではの丁寧さ。
アクション・シーンがやや淡白に映るのが物足りないといったら贅沢か。

 全員違って全員いい。欠点こそが個性だ。自身の個性を愛しなさい…、そんな風にも聞こえる。
ドリーの幼少期が反則なくらい可愛かったな〜。(笑)

フォト


 同時上映の短編『ひな鳥の冒険』も必見。
リアルなタッチで、海岸から巣立ちするひな鳥をセリフなしで描き切る。
独り立ちするには危険に立ち向かう少しの勇気が必要だ。

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