『
テッド2』
愛する人との間に子供が欲しいと思うのは自然な流れか。
「子はかすがい」という諺は万国共通なのかもしれない。
ぬいぐるみであるテッドがいかにして子供を持つのか?
私生活の身近な問題から始まり、人の定義にまで発展するのは今日的なテーマかもしれない。
前作の流れをくんでいるので、未見の人には分かりづらい点もあろう。
前回がジョンの話なら、今回はまさにテッド自身の話。
めでたく結婚したテッドだが、そこに待ったがかかる。
「テッドは人じゃなく、物じゃないのか」という疑惑。
え?今さらそこ?(笑)
しかし、この問題は何もぬいぐるみに限らず、人型AIが人間か機械かというテーマにも通じる難題で、明確な線引きの難しさが裁判という形で浮かび上がる。
一方でなんでも裁判沙汰になるあたりはアメリカらしいな…とも感じるが…。(笑)
裁判での陳述はなるほどと思わせる箇所もあり、“歴史あるアメリカ”の一端がうかがえる。
相変わらずというか期待通りというか、サブカル・スラング・下ネタの小ネタギャグがてんこ盛りで、アメリカの事情に詳しいとさらに楽しめるだろう。(エンタメ界もアメリカが牛耳っているから日本の観客も大半は理解できると思うが、フォローしきれないネタも…。)
ともかくセス・マクファーレン監督はサービス精神旺盛と見えて、これでもかと盛り付ける。
好きな人にはうれしいサービスだろうが、小ネタに比重が高すぎるきらいもあり、個人的には100分くらいで収めて欲しい内容。
カメオ出演の豪華さと意外さもこのシリーズの売りだろうが、その期待も裏切られない。
ただ、
ミーアン弁護士は“別の黒人俳優”であって欲しかった。(笑)
冒頭のかつてのMGMミュージカルを思わせるダンスシークエンスは独立した楽しさ。
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