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2015年06月20日00:51

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『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』

『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』

 人気絶頂の中、若くして亡くなるミュージシャンたちがいる。
ジミー・ヘンドリックス、ブライアン・ジョーンズ、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン等…もしもその後生きながらえていたら…と思わずにいられない。
これはそこに仲間入りしてしまった伝説のミュージシャン<カート・コバーン>を追ったドキュメンタリー。

 言わずと知れた『ニルヴァーナ』の中心だった人物。
何故、彼は死に急がなければならなかったのか…。
両親、妹、元カノ、妻コートニー・ラブといった身近な人たちへのインタビュー、残されたアーカイブ音源や自筆ノート、さらに再現アニメーションと多角度から実像に迫る。

 監督は『On the Ropes』で長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたことがあるブレット・モリソン。
神格化されたカートの人生を生身の人間として描き出したかったようだ。

 確かに順を追って構成されるカートの物語には、いかに彼が疎外感を覚え反抗心が生まれてきたのかが手に取るように伝わる。

 初お目見えとなったであろう映像が多く(赤裸々なプライベートショットも数多い)、自暴自棄ともいえる人生の中で人として幸福をつかみかけた瞬間もあった事が伺える。
ミュージシャンとしてはヒット曲Smells Like Teen Spirit収録のアルバム「Nevermind」で一躍時代の寵児となった彼らだが、個人的には上記のリードトラック以外はさほどピンと来なかったため、熱心に追いかけることはなかった。

 無論、あの時代にファンだった人たちには必見のドキュメンタリーだろう。
その意味ではメンバーへの取材も欲しかったところだが、家族という切り口を全面に立てたかったようだ。
それが証拠(?)に、実の娘が製作総指揮に加わっている。

 これまで語られてきた情報からでも、カートのナイーヴさは周知の事実なので想定内の部分はあるが、具体的エピソードや映像で示されると改めて実感する。

 きっとこの映画が公開されたのちにはWikipediaの記述も大幅に加筆されるのじゃないだろうかと思うほど決定版に思える。
有名な話で恐縮だが、カートの亡くなった年齢は冒頭の早世したミュージシャンたちと同じ27歳。
何の因果か…と思わずにいられない。

フォト

2015年6月27日(土)〜 1週間限定上映


フォト

 ところで日本語字幕がついているという情報で英国盤BDを見たけど、字幕が変!(笑)
日本語としては<まあまあ>だけど、日本サイドで作った字幕じゃないのでフォントも変だし、対訳も少し違和感を感じる。(文字量も多い)
公開もこのままなのかな?
だとしたら、人によってはちょっときついかも知れない。あせあせ(飛び散る汗)

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