フリーパス、第13弾。もう残りの日がほとんど残ってない。(汗)
でも、とりあえず優先すべき作品はひとまず終わったかな?
『
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』
深夜枠の同テレビアニメの劇場版。
設定などに特殊なギミックがあるし、人物関係が地続きなので一見さんには厳しいか。
(TVシリーズ第2期後の世界という設定)
アニメファン以外も虜にした『攻殻機動隊』を生んだProduction I.Gと『踊る大捜査線』の本広克行が組んで、『魔法少女まどか☆マギカ』でセンセーショナルなブームを巻き起こした新房昭之(この作品では虚淵玄の名を使用)をメインライターに迎えて製作された…なんていうのは、ファンには周知の事実。
ザックリとした印象はまさにそれらのフュージョンといった面持ちがある。
(ザックリ過ぎるか?…電脳と刑事ものが合体して、猟奇的な犯罪と不思議世界が繰り広げられる…。ますます不明か?…笑)
人を逮捕するのに、「こいつは罪を犯すか、そうでないのか」といった心の内が分かったら捕まえるのは楽だよね、…ということなのだろうか。
悪意や犯罪しそうな程度を数値化(“犯罪係数”)できるシステムを構築した未来の話。
少し『マイノリティ・リポート』が頭をよぎった。
“機械による平等な管理は人間にとって不自由でも幸せと言えるのか?”
犯罪を肯定するわけではないが、人は
罪を犯す自由はなくなる。
それでもシステムに<絶対誤りがない>ならまだしもシステムは「完全なのか?」という疑問は拭えない。
近未来SFには定番の機械による管理社会の暴走を思わせる側面があり、システムそのものの悪用やシステムの信用性を問うものとなっている。
とりわけ単純に機械的システムを悪とも善とも言い切らないあたりが<大きなお兄さん>達の鑑賞にもこたえているのだろう。
この劇場版では、この<優れたシステム>を海外に展開するという話で、なにやら昨今の自衛権問題や武器輸出問題ともリンクしそうな匂いがする。
そして機械は扱い方一つで善にも悪にもなるというのも普遍的。
大きなスクリーンだから違うことを…と考えるのは自然だが、
従来のTVシリーズの魅力であった限られた条件下での<知恵比べ合戦>的な面が後退し、見た目が派手な肉弾戦の方にシフトしているような気がしたのは惜しまれる。
もっとも魅力は<
もったい付けた決め台詞>や<
キャラクター萌え>の方が大きいかもしれないので、歌舞伎の顔見世を見る気分でいいのかもしれない。
実は、隣には二十代とおぼしき女性二人組だったのだが、何かといえばコソコソ小声で耳打ちしながらキャーキャーいってもんどりうっていた。
ハッキリ言えば気になって映画に集中しづらかったかも…。
多分、途中でお気に入りのキャラが登場したのだろう。
今にも叫び出す勢いで、自分の太ももをバンバン叩いて身を乗り出して楽しんでいた。
「おまえらユリか?それとも腐った方か?」と生暖かい目で見てあげたけど、今どきのこの手のアニメはこうなんですかね。一昔前ならチェックのシャツにリュックか肩掛け鞄で無言の行だったのに…。(笑)
あ、直接話とは関係ないけど、声優さんたちは英語がイマイチうまくない。
海外設定とはいえ、ムリに使わなくともいいかな…とも感じた。
(字幕で思わぬ大物翻訳家の名前があったのには驚いた。←必要なのか?)
なにやら更なる続編を匂わす終わり方だけど、劇場かTVか…。ARISEもあるから劇場かな?
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