世間では『ベイマックス』やら『妖怪ウォッチ』、はたまた“JR劇場”で盛り上がっているみたいですが、寒い季節に背筋が凍るような作品を…。(笑)
『
オキュラス 怨霊鏡』【未体験ゾーンの映画たち 2015】
鏡はホラーの定番アイテムの一つ。
それだけに昔から人の心をとらえ、不可思議なモノを見せるのかも…。
一枚の古ぼけた鏡によって不幸になった家族の姉弟が冤罪を証明しようとするスピリチュアル・ホラー。
仲良し一家が呪われた鏡の魔力で狂いだし、弟ティムは父殺しの汚名を着せられて精神病院送り。
ようやく退院してきたティムを出迎えた姉のケリーだが、過去にこだわりすぎて未来に目を向けようとする弟とは温度差がある。
冤罪を証明するために問題の鏡で実験を始める姉に付き合わされる弟だが…。
過去と現在、一つの鏡を通して過去の事件が断片的に語られて事実を紡ぎ出す編集や演出の巧みさに感心。
静かで美しい画面も品を感じさせる。
過去の事件を思い出すことで、鏡の魔力に引き込まれてゆく過程とシンクロさせるのも効果的ではあるが、伏線回収が半端に終わっている気がして疑問が残る。
おおむね予想のつく展開だが、芸達者なキャスティング(子役の好演)ゆえか最後まで引きつけられる。
もしかして続編もあるのか?
監督は『人喰いトンネル MANEATER-TUNNEL』のマイク・フラナガン。
ママがバトルスター・ギャラクティカの
ケイティー・サッコフなので、か弱い普通の主婦役では違和感が…と思ったらキャスティング意図は別のところにあったようだ。(笑)
鏡を含め、小道具の使い方が光る。幼少のころに二人が何で遊んでいるかとか、あとで気がつくと「考えているな」と思う。
鏡写しの様なオチに「そう来たか!」
2015年1月3日より(三が日から見る映画かどうかは分からないが…)ヒューマン・トラスト・シネマ渋谷で公開。
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