『
なまいきチョルベンさんと水夫さん』
ウミガラス島の天然ブサかわ少女チョルベンが巻き起こすひと夏の冒険物語。
ピッピやロッタを生んだアストリッド・リンドグレーン原作の映画化で、半世紀前の映画(1964年製作)が本邦初公開。
演技力とか脚本のひねりとか小難しいことは言いっこなし。
ポッチャリめのチョルベンのマイペースにやられる。(笑)
特別なものは何もない平和で穏やかなウミガラス島。
そこで愛犬“水夫さん”と暮らすチョルベン一家。
ある日、漁師から譲り受けたアザラシの赤ちゃんを巡っての大騒動が巻き起こる。
ウミガラス島の設定となってるスウェーデン・ストックホルムのヴァックスホルム島の風景が目を引く。
どこか郷愁を覚えるようなサマーハウスやシンプルだがオシャレなインテリアも昨今の北欧家具やデザイン人気につながるようだ。
チョルベンと仲良しの
スティーナはとてもいいボケキャラ。どこまでわかっているのかわからないくらいの生意気発言が笑いを誘う。
子供の愛らしさも全編に出ているが、多くの動物たちにも驚かされる。
主役級のセントバーナード以外にもアザラシ、カエル、ウサギ…などなど、動物好きには外せない作品か。
小ずるい人はいても悪人はいず、ノンビリした世界にホッコリする。
とぼけた味わいと手作りのぬくもりは世知辛い今の時代では中々お目にかかれまい。
是非とも童心に帰ってご覧あれ。
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