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2014年04月23日00:44

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『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー』

『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー』

 <キャプテン・アメリカ>はアメコミ系では珍しく(?)根が素直でまっすぐなキャラクター。
アイアンマンのスターク社長のような“独特”なユーモアセンスは持ち合わせてない。
大人向けのキャラクターというよりも子供の戦隊ものに近い主人公像だろうか。
(もっともユニークなのは防御の“盾”を攻撃の武器にしていることだろうか。)

 だが、そこを逆手に取り、監督のルッソ兄弟は<アメコミでポリティカル・ミステリー>に挑んだ。なるほどこれなら国家に忠誠を誓うまっすぐな正義心は生かされよう。
アメコミ映画といううよりスパイ映画、それも<007>や<ジェイソン・ボーン>のようなアクション大作に仕上がっている。
荒唐無稽な設定が苦手な人でも楽しめるくらいに政治色を配していて、組織の対立・裏切りといった冷戦時代から数多く描かれてきた作品を思い起こす。
キャップの私服姿が多いのもそういう配慮なのか?
(どうもロバート・レッドフォードのキャスティングはそれを意識してのようだし、アベンジャーズから“ブラック・ウィドウ”がチョイスされているのも彼女の出自と無関係ではあるまい。)
もちろん、クライマックスはアメコミ世界を堪能できる派手なアクションになっている。

 言い換えれば、『キャプテン・アメリカ』の約束事さえ守れば、好きなようにスパイ・アクション映画が作れたということか。CGも使ってはいるが、基本的にフィジカル重視アクションなのもその意思表示なのかな。
今回はキャップ以外にブラック・ウィドウ、ニック・フューリーの活躍が存分に楽しめる。
キャップのキャラに振幅が薄いため、ひと癖あるキャラクターで奥行き出させたのは正解だと思う。
つながりがあるので、前作『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』は知っていたほうが無難。(想像つかないこともないけど…。私は鑑賞直前に見たのでバッチリですウインク)

 強敵ウィンター・ソルジャーと対峙するのは肉体だけではないという味付けが深みを与える…と同時に続編への期待を高める。グッド(上向き矢印)

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