『
ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』
『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のチーム(エドガー・ライト監督、サイモン・ペッグ、ニック・フロスト)が戻ってきた!
今回のサイモン・ペッグはこれまでになくダメダメ人間を演じる。
アルコール依存症で治療が必要な身にもかかわらず、高校卒業後に悪ガキ仲間たちと成し遂げられなかった<一晩で12軒のパブのはしご酒>を完遂しようと目論む話。
もうアラフォーになり他の皆はまともな社会生活を送っているにもかかわらず、ゲイリー・キング(サイモン・ペッグ)は強引に引き込む問題児。
しかし、かつて挑戦した故郷の田舎町ニュートン・へイヴンに戻って見ると思わぬ事態が…。
…と、この先はちょっと書き方が難しい。
知らずに見たほうが楽しめると思う。
ヒントはそこかしこにある。
はしごに向かう際に「俺たちは(五人だから)五銃士だ」と張り切る台詞も後の伏線となっているし、まずキャラクターたちの名前からしてそう。そこに英国とパブ(お酒)という組み合わせを考えれば自然と引用ネタは思い浮かぶに違いない。
加えて12軒のパブの店名にちなんだ出来事が店内で起きる。
<ワールズ・エンド>は最後に目指す12軒目のパブの店名だが…、
つまり<そういうこと>なのだ。(笑)
子供じみたガマン比べのような展開から“ブランク”の登場によって、映画はこの製作チームらしい話へ大きく舵を切る。
やはりというか、SF映画の引用やパロディ、オマージュが見られる。
それこそ“チームたち”の映画愛であり、出発点なのかもしれない。
”ブランク”たちとの格闘シーンの独特の演出は『スコット・ピルグリム〜』『キック・アス』などでスタント・コーディネーターを務めたブラッドリー・ジェームス・アランと聞き納得。
サイモン・ペッグ、ニック・フロスト以外に『ホビット』のマーティン・フリーマンやマイク・リーの映画でも知られるエディ・マーサンなど個性的な俳優たちによる会話劇は聞きどころ。
かなり壮大な展開が待ちうけるが、過度に行き過ぎた文明批判であり、自由の大切さと本来の自身を取り戻すということにもつながる話じゃないかな。
いまや
どこもチェーン店化しているという皮肉が表現されたパブに爆笑。
4月12日より公開
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