この時期の懸念である確定申告を終えて一息…。
どうにもお役所の空間は苦手である。
しかも数年前より(知らなかったのだが)、該当地区の税務署は手狭だからという理由で隣の区にいかないとならなくなっていて、この交通費は誰が負担するのだと疑問に思う。
しかしまぁ、昨年度は仕事をしていないな〜。(笑)
今年の住民税や健康保険料金はかなり安いぞと、そこだけはうれしかったりして。
さて、肩の荷が少し軽くなって試写会である。
『
グランドピアノ 狙われた黒鍵』
過去の出来ごとがトラウマになり、ステージ恐怖症になった天才ピアニスト<トム>(イライジャ・ウッド)が亡くなった彼の恩師の愛したグランドピアノで復帰せんとした初日に<一音でも間違ったらおまえを殺す>と不条理に脅されるサスペンス。
目的や犯人像が気になる。
“ステージ恐怖症”で“サスペンス”となれば、ヒッチコックの『舞台恐怖症』が連想される人もいるかもしれない。
難解すぎてこの二人にしか演奏できないという「ラ・シンケッテ」という曲が文字通り“鍵”となる。
この曲はエウヘニオ・ミラ監督の創作した曲ということで、音楽面にも才能を感じさせる。(ゴーストライターじゃないよね?…笑)
ただ、サスペンスの謎は想像したこととは少し違っていて、思いのほかストレートで少々肩透かしを食らった気もする。誰しも突っ込みを入れたくなるシーンがあるのではないだろうか。一ひねりあっても良かったかな?
…とはいえ、<トム>が過去のトラウマと向き合い克服しようとする姿や、言われなき圧力に屈せず戦う姿には共感できる。
演奏シーンを吹き替えなしで演じて見せたというイライジャ・ウッドのピアニストぶりはなかなか決まっていた。精神的にもろそうな表情やしぐさも彼ならでは。
スマホなどの小道具がいい味を出している。
それに比べジョン・キューザックの役柄の背景が乏しいのは難点か…。
いや、
そもそも恩師のこと、恩師と<トム>の関係が深く描かれないのが印象を弱くしているのかもしれない。
ヒッチコック映画ではブロンド女優が愛されたが、この監督もブロンドが好きなのか?
サスペンスにはブロンドが似合う!?
試写会@明治安田生命ホール
(3月8日より公開)
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