チャンスはどこからやってくるかわからない。
時を逃してはならない…。
なんていうとドラマの中の話みたいだけど、まるで予期せぬところから試写会のチャンスをいただいた。
事の発端は、相互フォローの方が「『スノーピアサー』の試写を見たい人はいませんか」とツイッター上で募集していた。
昨年末ごろ知り合った人だけど、リアルでは知らない人だしどうしたものかと思ったが、『虎穴にいらずんば虎児を得ず』の精神で手を上げてみたら即決で快諾された。(感涙)
日程がギリギリだったので、当日の上映時間直前に会場付近で待ち合わせることに…。
ジャパンプレミアの試写でなんとポン・ジュノ監督自身も来日されるという。
この方はこんなチャンスを手放していいのだろうかと思っていたが、どうも同時刻に別の試写にも当選していたようです。(なんかたくさん試写会に当たっているみたい…。)
いやぁ、ツイッターやっていてよかったと思った瞬間。w
『棚から牡丹餅』で臨んだプレミアイベントですが、日本人のゲストも登壇しました。
森脇健児と安田大サーカスの団長…。
?え…どういうこと?
…まぁ、あれだ、例のごとく映画とは無関係な<大人の事情>のタレント起用です。
正直、彼らに割く時間があれば、もっと監督へのインタビューを増やして欲しかったですよ。
詳細はここ↓
http://www.cinematoday.jp/page/N0059983
生ポンが見られてよかったわ〜。
意外と背が大きいというか、日本人二人が小さいというか…。
『
スノーピアサー』
生き延びるためには、人はどこまで正当化できるのか?
また、大義のための犠牲は不可避なのか…。
温暖化対策のために使った薬品が効きすぎて氷河期に突入してしまった近未来の地球。
あたかも<ノアの箱舟>のように残された人類を乗せた列車<スノーピアサー>を独裁ともとれる超管理国家にたとえながら人間らしさ・人間の本質を追求するサバイバル・アクション。
原作はフランスのコミックらしい。
一年で地球を一周する(直線じゃなく広くくねくねと地球を回る)永久機関のエンジンを持つ列車での様々な人間模様で、デストピアものといえるだろう。
車両ごとに学校・サロン・監獄・食料工場などと目的別に設えてあるのがユニークで、列車全体が社会の縮図となっている。(でも映画館はないみたい…)
説明のほしい点もあったが、全体がメタファーなので現実的な問題や整合性は忘れてみるほかない。
冷遇される最下層の人々が立ち上がるというありがちな設定ながら、仕掛けられた数々の謎が興味を沸き立たせ、バイオレンス・シーンや極限まで追い込み人間の本質に迫るあたりなどにポン・ジュノらしさが見受けられる。
反乱軍のリーダーとなる主人公カーティス(クリス・エヴァンス)には大きな転機が二度訪れる。
それも両極端な…。もし自分なら“その時”どうするだろうか?
小乗的行動よりも大乗的行動をとるべきなのだろうが、人類にとって何が大乗なのかは難題。
“国家”が先か“人”が先か…、現在の原発問題や少子高齢化問題ともどこか重なる気がする。
映画で描かれるのは極論だが、世の中のシステムをシンプルに表現するとこうなるのか?
最後は希望と絶望のバランスが絶妙かと感じた。
とても豪華なキャスティングに目が行く。クリス・エヴァンス、ジェイミー・ベル、エド・ハリス、ティルダ・スウィントン、ジョン・ハート、オクタヴィア・スペンサーとハリウッドで活躍する名だたる俳優と並んで、ポン・ジュノ映画常連のソン・ガンホの顔も見える。
中には少し勿体無いかな…と思える配役もなくはないが、
当初は男性キャラクターだったという「メイソン総理」の役を出演可能になったということで女性に書き換え演じることとなったティルダ・スウィントンの怪演は必見!
それと不死身のスナイパーはマジヤバイ。ww
試写会@角川シネマ有楽町
2月7日より公開
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