東京国際映画祭2013
今年は週の半ばから始まり、週の半ばで終わるという微妙なスケジュール。
豪華な来日ゲストもアナウンスされていたが、私が見た回ではあまり縁がなかったかも…。
例年のごとく備忘録代わりに記して行きたいと思います。
『
魂を治す男』(ワールド・フォーカス)
自分に<世のため人のためになる隠れた才能>があったら使わないのは勿体無い。
だが、人生に積極的になれない男には開花させる術がない…。
母親が特殊な癒し能力を持つ人だったが亡くなってしまう。
残された息子フレディにどうやら受け継がれているらしいと思われるが実証できない。
ある意味「お人よし」な性格が邪魔をしているのかもしれない。
そんなある日、運命の悪戯というべき取り返しのつかない事故を起こしてしまう。
「手当て」とは文字通り患部に手を当てることから始まったとも聞くが、現実にヒーリング能力のある人の存在は知られる。
不幸な出来事がきっかけとはいえ、女ッけなし、トレーラー暮らし、何もいいことがなく底辺に生きている男にも、他人を癒すことで自信を取り戻し人生に積極的になれるという希望が与えられる心温まる話。伏線回収型ではないのが好みを分けるかもしれない。
主演フレディ役のグレゴリー・ガドゥボワの風貌が良い。
冴えないながらもどこか癒されるクマさん体型。(笑)
小道具のオートバイが如実に<彼自身の状況>を象徴する。
監督のフランソワ・デュペイロンは、思うように映画作りが出来ないために「これがラスト作」という発言をしていたけど、悪い冗談であって欲しい。
(Q&Aは続いていたけど、遅くなるので途中で退席…)
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