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2013年08月03日21:58

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『ローン・レンジャー』

『ローン・レンジャー』

 ラジオドラマから始まり、テレビドラマ化で人気を博し、再三の映画化もされた『ローン・レンジャー』。
内容をよく知らない人でも「インディアン嘘つかない」のフレーズは馴染みがあろう。
昔の米TVドラマの映画化はいささか食傷気味ではあったのだが、制作が『パイレーツ・オブ・カリビアン』のJ・ブラッカイマーと監督ゴア・ヴァービンスキーが組み、さらに主演がジョニー・デップとなれば見逃すわけにも行くまい。わーい(嬉しい顔)

 『ローン・レンジャー』の映画化といっても、検事のジョン・リードが悪霊ハンターのトントとタッグを組み、ヒーロー<ローン・レンジャー>になる過程を描くエピソード0のパターン。
トラウマを抱えたトントに復讐を否定しながら葛藤する検事ジョンの姿が相乗効果を持って描かれる。

 『パイレーツ・オブ・カリビアン』と同様に狂言回しの面白みを見せ付けるジョニー・デップだが、今回は少し違う。大きくポスターにフィーチャーされているのは、単に知名度だけの問題ではない。
言ってみれば「トントの冒険」。トントのトラウマ克服物語である。
アメリカは歴史が浅い国だと言われるがそれは<アメリカ合衆国>の話で、北米大陸に住み着いていた人々の歴史は長い(と思われる)。
この映画で描かれる時代は、白人がネイティブ・アメリカンから不法に搾取していた西部劇時代の話。

 周知のようにジョニー・デップにはネイティブ・アメリカンの血が流れている。
その上で本作のストーリーと役回りをみると心境やいかばかりかと思わざるを得ない。

 ただ、そういった側面を考慮せずとも、ウィリアム・テル序曲をきっかけにエンジン全開のアクション映画は広く受け入れられるのでは?
極力CGに頼らなかったというフルスケールの機関車で見せる迫力は本物!
また、かつてのファン向けのコネタもまぶしてあるため、派手なアクションを期待する子どもから昔を懐かしむお父さん(お爺さん?)世代まで揃って楽しめる娯楽作品に仕上がっていると思う。

フォト


 本筋とはかけ離れるが、気になったのは字幕表記で<先住民>とあったこと。発音は<インディアン>だったのに…。
字数問題なのか、くさいものに蓋…なのか、私も上記で使っているネイティブ・アメリカンという言い換えが日本では一般化されてきていると思うけど、その表記も本当はどうなのか…と思い調べるとwikiには当事者は<インディアン>を望んでいるとあった。
本当に彼らのためを望むなら、なんと呼ぶべき?あせあせ

誰かが嘘をついている?
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