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2013年06月01日23:59

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『オブリビオン』

『オブリビオン』

 人の<想い>はどこに存在するのか?
脳みその中だという即物的な答えは承知の上で。

 近未来SFでディストピア物、亡くした過去がノスタルジックに描かれる…と、けっして珍しいとは思えない世界観、既に各所で言われているように既視感は感じる。
パッと思いつくだけで『2001年宇宙の旅』『マトリックス』『アイランド』『月に囚われた男』などが頭をよぎる。
ネタバレ厳禁系だと思うので、どの点がといえないが、正直に言うと早い段階で推測がついた。それでもこのテーストは“同タイプ”がいくらあっても嫌いじゃない。(笑)

 冒頭からこれぞ『ザ・トム・クルーズ・ショー』といった内容で彼の魅力が満載。
モーガン・フリーマンの存在感も光る。ぴかぴか(新しい)
個人的にはジュリア(オルガ・キュリレンコ)よりもヴィクトリア(アンドレア・ライズブロー)に感情移入してしまったので、こちらを掘り下げて欲しかったが、それでは別の映画になるのだろうな。(切ない…)涙

 アイスランドロケがとてもよい。この世とは思えない風景にうっとり。
未来の建造物や乗り物含め、ビジュアル的興奮は大画面でこそ映えるだろう。
ふと思ったのはディストピアなのに明るくクリアな世界だということ。(もちろん他にも例はあるだろうが、得てしてダークな印象が強い。)
これは主人公が過去や記憶を愛して止まないはずなのに<未来>にも希望を捨ててはいないことの表れだろうか。
管理社会に縛られていても、時に反抗してまで<自分探し>をする…とみれば、これは今の社会でも通用するテーマではないか。
想いは未来に残せると信じたい。

フォト


 個人的には隠れ家のアナログレコード・コレクションに感涙。



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