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2013年05月24日23:42

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「フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣」展

「フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣」展

フォト

 多くのマイミクさんがこの展覧会をご覧になったようで、幾度もポスターにもなっているこの画像を目にするにつけ「自分もこの機会に見ておくべきではないか」という強迫観念とサブリミナル効果で足を向けてみる。(笑)

 何度か国立新美術館には足を運んだことがあるというものの、2階の展示室は初めて。
これまで<貴婦人と一角獣>のタピスリーがフランス国外に貸し出されたのは1974年のメトロポリタン以来だと言うではないか。
軽い緊張感と共に対面…。冷や汗

 入ってすぐの大広間に圧倒せんとばかりに並ぶ6枚のタピスリー。
物静かな佇まいながら歴史の重みを感じさせる。
15世紀頃の美術品らしい素朴な描写、しかし緻密な仕事振りは時を越える。
立体感を感じさせるために糸の組み合わせてグラデーションを再現しているのが分かる。
金糸・銀糸を使っていないというが、金色に感じる箇所もあったので、その辺は巧みな職人仕事というべきだろうか。
織り方の参考図になるほどと思った。

 収蔵されているフランス国立クリュニー中世美術館に訪れた事はないが、NHK制作のビデオグラムで内部の様子がうかがい知れる。
どうやら国立新美術館の方が広いスペースに展示されているみたい。
この開放感は鑑賞に影響を与えるだろうか?
もっとも制作当初は(もっと狭い)個人の屋敷に飾られていたのだから、どちらも違うといえば違うのだろうが、(連作ゆえ)ひとつの空間に揃っている方が意味は伝わりやすい気がする。

 全体の点数は控えめで、ほぼこのタピスリーのためだけの展示といえる。
そのためかこれまで体験したどの展覧会よりも音声ガイドなどが詳細に解説されていたように思える。音声ガイドといえば、ナレーターを担当しているのは池田昌子(メーテル、オードリー・ヘプバーン)に池田秀一(シャア・アズナブル)なので、「銀河鉄道999」や「機動戦士ガンダム」等を見て育った者としては思わず聞き入ってしまう。耳

 願わくば、タピスリーに描かれた衣装を完全な形でいくつか再現していて欲しかったなぁ。
ついでに現在の制作でいいから感触を確かめられるタピスリーなどもあってもいいかもしれない。
もう、この際だから観客も当時の衣装を着せて雰囲気を出すってのもアリじゃないかな?
そんな企画展は…(無理だろうけど…)あせあせ(飛び散る汗)

 個人的に気に入ったのは<一角獣の形をした水差し>。
蛇口の箇所が違ったらなおさらよかった…(?)ウッシッシ


 ところで、池田秀一さんをキャスティングしたのって、やはり一角獣(ユニコーン)がらみなんでしょうか?(笑)




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