『
Safety Not Guaranteed』
人生をやり直したい。
誰しも一度や二度は思うことだろう。
今が満たされていればそんなことは思わない。
最愛のママを亡くしてから、どこにも居場所がみつからない少女ダリウス(オーブリー・プラザ『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』)は仕事もうまく行かず八方塞の状態。
そんな折、バイトで入った出版社で転機が訪れる。
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タイムトラベルの相棒を募集、ただし“安全の保証なし”>と変わった求人広告を出している人物とコンタクトをとって潜入レポートをしようという話だが、実際に求人欄にあった文言からインスパイアされたということ。
脱線するけど、こういうインチキくさい募集が出るあたりはアメリカ(失礼)なのかと思いきや、単に空欄埋めのジョークだったらしい。(しかし何件も申し込みが続出したとか…笑)
映画に登場する主要人物はそれぞれ人生に悔いを残している。
それぞれの立場で成り行きを見守ると作者の狙いが見えてくる。
求人広告を出した胡散臭いケネス(マーク・デュプラス『ゼロ・ダーク・サーティ』)という人物は信用に足る人物なのか、絶えずゆれ続けるダリウス。
信頼と懐疑に揺れ動くが、最終的には自分をどれだけ信じられるかにかかってくるのではないか。
結果を前提にはできない…、
挑戦しない限り成功のチャンスはありえないのだ。
ケネス役のマーク・デュプラスのインチキくささや、ちょっと目つきの悪いダリウスを演じるオーブリー・プラザのキャスティングもいい。
SF系ロマコメ(そんなジャンルあるのか?)としてなかなか後味のいい小品。
最後は思わず身を乗り出してしまう。
サンダンス映画祭ウォルド・ソルト脚本賞受賞
本筋とは無関係だが、気づいたのはアメリカのショップ店員はファーストネームしかネームプレートに表記していないんだね。日本なら間違いなく苗字。この辺はお国柄の違いか。
もっとも大事なことが“最初に来ること”に変わりはないけど。
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