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2013年01月15日23:57

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大島渚/昨日見た映画

 大島渚が逝った。
思い出は人それぞれだろうが、最初に知ったのは…歯に衣着せぬテレビのコメンテーターとしてだろうか。
「何でいつもこの人怒っているのかなぁ」…と子ども心に思ったもの。ほっとした顔

 監督として認識したのは、たぶん物議を醸した『愛のコリーダ』だろう。ハート達(複数ハート)
当然、日本ではオリジナルの形では見られなかった。
(いまでも完全な形での上映は不可能。)
だからこそ妄想とあいまって<大島渚>という名前が強くインプットされた。

 先月だったか先々月だったか忘れたが、雑誌「小説すばる」で映画評論家の町山智浩が『愛のコリーダ』について興味深いことを書いていた。
詳細は失念したが、時代が関係していることを指摘。

無論、男女の愛欲の極限を描いたものではあるが<猟奇的な事件>という狭い視野だけで見ていると気がつかないことがある、それは阿部定事件のあったのは第二次世界大戦に突入せんとするきな臭い頃。
定と<愛の帝国>を築いた吉蔵だが、外では本当の帝国が牙をむき始めた…というのだ。
外を歩いている吉蔵が軍人の列とすれ違うシーンがある。
言われてみれば、その直後心持ち身をかがめているようにも感じる。

 なるほど、さすれば大島の狙いは<猟奇的事件>と比べて<戦争の狂気>は正当化されるべきなのかという問いかけだろうか。
今こそ大島渚復権のためにも無修正で上映してもらいたいものだ。ぴかぴか(新しい)

 それから大島渚で思い出すのは彼の映画DVDにはチャプターがないこと。
現在発売しているものは不明だが、初期に発売された『戦場のメリークリスマス』には監督の意思に沿ってチャプターは付けられなかった。
理由は作品を発表した形…すなわち上映フィルムには章立てがないからだ。
商品化の際に第三者の意図が入り込むのは作品解釈に間違ったものを与えかねないとかいうもの。
大島作品を鑑賞する際には襟を正して向かい合わねばなるまい。

  フォト


 さて、ここからは肩の力を抜いて…。雪の中、ネット予約したばかりに風邪気味だというのに無理してTOHOシネマズに見に行きました。(笑)

『96時間 / リベンジ』

 普段から原題とそぐわない邦題つけているからこういうことになる。(笑)
一体どこが“96時間”だったのか謎のまま。もちろん、そんな分かりきったことで四の五の言いたくないけど、少しは原題に敬意を払って欲しいと希望する。

 さて、主演ブライアンを演じるリーアム・ニーソンが初稿にダメだしして遅れていたそうだが、その苦心が偲ばれる内容だった気がする。
前回は娘が誘拐されたので、今回は両親に変えたあたりは妥当な線か。
ブライアンパパのノンストップで有無も言わせぬ超人ぶりは今回も健在だが、導入の説明がもたついている印象を与える。
親切丁寧で分かりやすい…が、その分かりやすさが必ずしもプラスに働くとも思えない。
二度目となれば演技派のリーアム・ニーソンがアクションを演じる意外性は薄れてしまうため、その分ヒネリを加えてくるものとばかり予想していたが、実際には「もしかして…」と思ったキャラクターも存外活躍せず、上映時間の短さ以上に淡白な脚本に思えた。たらーっ(汗)

 もっとも体力が衰えた年齢から張り切ってアクションスターになったリーアム・ニーソンの姿こそ中年以上の世代に希望を与えているのだろうから、それ以外は重要なファクターではないのかも。(笑)
今回の能力の高さを垣間見せたのは連行される工程。出来すぎるきらいもあるけど、ブライアンなら<ありそう>にも思える。わーい(嬉しい顔)
鬼教官の特訓の成果がありきたりで少々勿体無いかな。(予想の一つ上を行って欲しい)車(セダン)

 しかし前回の<汚名返上>とばかりに活躍する娘には間違いなく父のDNAが受け継がれているのだろうと変なところで感心しきり。

 次回作があるかどうか分からないけど、あるとしたら誰が拉致されるか推測はついた。(笑)

フォト


長くなったので続きは後日…。


映画監督・大島渚さんが死去
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2288703
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