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2012年08月11日00:59

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三大映画祭週間2012 『俺の笛を聞け』

三大映画祭週間2012

 また今年も三大映画祭週間と称して、一般劇場で公開されてこなかった有名映画祭での受賞作をズラズラっと特集。
今年は8本がラインナップ。
ただ、『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』『気狂いピエロの決闘』はすでに他の(日本での)映画祭で鑑賞済み。
で、6本見たらコンプかと思い前売り券等を調達してみて気がついた。チケット

 『我らの生活』『時の重なる女』も見とるやんけ。
なぜ最初に気がつかなかったか…それは邦題が違っていたから。
それぞれ『ぼくたちの生活』『重なりあう時』としてイタリア映画祭で見ていました。たらーっ(汗)
見てから気がついたのもあり、「あれ?デジャヴか…それとも予知能力あるのか」と間抜けなことを考えていました。(その割りに話しの展開をすっかり失念していたのはご愛嬌。w)
何でタイトル変えるかなぁ…、さて余った一枚で何見ようか。

 それはさておき気を取り直して、まずはこれ。

『俺の笛を聞け』

 愛されなかったものの愛はどこへ向かうのか?
孤独にさいなまれ、道を踏み外すものも珍しくないだろう。
少年院に入っているということは<何らかの罪>を犯したペナルティであるとともに再生して欲しい願いもこめられているはずだ。

 親元で愛あるしつけや教育を受け損なったことが行動を短絡的にさせているのか。
「自分の子どもじゃないから責任がない」ということは正論かもしれないが、根本解決にはつながらないだろう。自分がそこに生れ落ちた可能性だってある。

 ささやかな希望と焦燥感にはさまれて身動き取れない少年の取った行動には肯定しがたいものの、理解は出来る。
それだけ何も持たない若者にとって大切な希望であり、自身の存在意義そのものだったのだろう。

 出演者は本当に刑務所経験のあるキャストという話。
ぎこちない面もあるが、内面から沸き立つ芳香に嘘はない。

何一つ思い通りにならなかった人生で強引に達成しようとする姿が哀れ…。

フォト

ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)アルフレッド・バウアー賞
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