『
ムカデ人間2』
一部の愛好家に話題となった問題作『ムカデ人間』の続編登場。
あのエンディングからいかにして続編に持ち込むのかと思いきや<この手>できたか。
ただ、この続編はあまりにグロすぎるということで
公開中止になった国もあると聞く。
またグロさの緩和のためにモノクロ変換させられたとも…。
そこまでの噂を聞けばいやでも
期待値はマックスになってしまうというものだ。(笑)
見終わって、「なるほど、これは無理だわ」と苦笑する。好事家には高評価であっても、とても狭き門といえるだろう。
ただ、怪我の功名というべきかモノクロになったことは主人公の風貌とあいまって妙な
アートフィルムっぽさも感じさせる。
これが長編デビューとなるという無口でコデブなマーティン役を演じるローレンス・R・ハーヴェイを見つけた時点でこの映画の性質が決定したように思う。
ここまで強烈なキャラクターは、そうそうお目にかかれまい。
実社会でもフィクションと現実の区別がつかない“痛い子”っていると思うけど、そういう怖さの極みかもしれない。
一応、当人にも親から受けたトラウマがあるという設定があるが、それは言い訳に過ぎない。(笑)
何もかもやりすぎ、ひたすらグロのオンパレードでカタルシスも何もあったものではない。
虫を見るだけで虫唾が走る人はさらにハードルが高い。(苦笑)
これを見ると
前作がいかに<真っ当なホラー映画>であったか分るというもの。
万が一にでもこの主人公に共感できるようなら悪いことは言わない、今すぐカウンセリングを受けることをオススメ。
えっ、三部作なの?
(7月14日から順次公開)
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