『
アメイジング・スパイダーマン』
人気シリーズ『スパイダーマン』を全とっかえで誕生秘話からやり直す新三部作の第一弾。
サム・ライミ版よりも理屈付けをキチンとやりたかったように思える。
コミックの映画化というより青春映画としてコミックのキャラクターを借りました…というニュアンスなのかなぁ。大枠は似通っているけど、細部が違う。
やはり最大の関心事はキャスティングの違いか。
主要人物を演じる
アンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンの二人は前任者より「優等生」になった気がする。
個人的には前シリーズ二人の特色(ひねたところやブサ可愛いところ)が肝だったので、<普通>になってしまった気もするのだが、決して普通が悪いわけではない。
一粒で二度おいしいというキャッチコピーがあったけど、まさにそんな感じの映画。
自己のアイデンティティに苦しみながらの青春ラブストーリーを展開する前半部分とヒーロー・アクションの後半。
個人的には
『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ 監督らしい前半の出来が印象深い。
スパイダーマンの決めポーズよりもエマ・ストーン演じるグウェンのモジモジしながら決めるターンに魅力を感じてしまった。(笑)
それに
前シリーズのダニー・エルフマンのテーマ曲のすり込みが強いためか、今回のジェームズ・ホーナーのスコアは重厚であるがイマイチ記憶に残らない。
この辺も<優等生>のニュアンスを感じてしまう。
3D効果は<空中散歩>に最大の効果が発揮されていたが、ドラマ部分には特に必然性は感じないほどの控えめさ…。
二兎追うものは…ということわざが思い起こされる。

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