備忘録になる前に少しづつでもUPしておこう…。w
『七つの慈しみ』@
イタリア映画祭2012
カラヴァジォの絵にもあるがマタイ書に<
慈悲の七つの行い>というキリストの教えがある。
「慈善行為・飢えた者への食べ物・渇いた者への水・旅人に宿・裸の者に衣服を与え・病人を看護し囚人を見舞う・死者の埋葬」 というのだそうだが、この映画はそれになぞらえて寓話化された現代劇。
移民・貧困・病気といった問題を、生き延びるためには全て正当化せざるを得ない不法移民女性と孤独な老人という接点のないはずの二人を通して語られる。
そこには人間らしく生きたいと願う全ての人の思いが凝縮された世界であるかのようだ。
双子のデ・セリオ監督は、自らの祖父の末期にあたり、映画の着想を得たという。
着想は面白いと思うが、惜しむらくは幾分表層的で極力セリフを排除した難解さに比較して、到達点が比例して深いと感じにくい点であろうか。
モルドバから来た不法移民の主人公の女性
ルミニツァの名前はモルドバ語で<小さな光>を意味するのだそうな。全ての正しき行いを施す者に光あれ。
監督のジャンルカ(短髪)とマッシミリアーノ・デ・セリオ(長髪)。
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