『
リンカーン弁護士』
法の遵守とは、弁護とは何か?仕事を請け負う責任の重さが伝わる。
主人公ミック・ハラー(マシュー・マコノヒー)は離婚しているため
高級車リンカーン・コンチネンタルを事務所代わりに使用しているヤリ手弁護士。
なじみの仲介業者を通し(スペルは違うが)ルーレットというギャンブルっぽい名前の容疑者の弁護依頼を受ける。オイシイ仕事になるはずだったが…。
そこから思わぬ罠にハマってゆくマイケル・コネリーの同名小説を映画化したスリリングなミステリー法廷劇。
昨今コメディ出演の多いマシューの真摯な役柄も見ものだが、脇に
マリサ・トメイ、ウィリアム・H・メイシーといった実力派個性俳優がサポートしているのが頼もしい。
一種のコンゲームなので、クドクドいっては興ざめになりかねないが、<法と正義>のハザマで揺れ動く葛藤が見もの。様々なファクターが玉突きのように(あるいはルーレット台のように)廻り廻ってピタリとハマる脚本の魅力は大きい。
もちろんリンカーンに乗っているのは偶然じゃなく、ミックの人柄を指し示す。それを裏打ちするように専用運転手は黒人。弁護士らしいナンバープレートには思わずニヤリ。
7月 14日より公開
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