『
バトルシップ』
かつてスティーブン・ホーキング博士は宇宙人の存在に対しこうコメントした。
「人類と宇宙人との接触は人類にとってよい結果をもたらさない。」
コロンブスがアメリカ大陸到着後に起きた出来事を引き合いに出してコンタクトを試みるべきではないという理屈。
確かに、はるか宇宙を旅して地球にまで来れる文明・科学力を持つ相手に勝てるわけがないと考える方が賢明だろう。
そのアメリカはハワイで多国籍軍による合同演習のさなかに、幸か不幸か侵略者たる<宇宙人>と対峙してしまう事件を描く。
日本代表で浅野忠信(ナガタ役)が堂々たる見せ場を持つのはうれしい気もするが、少しキャラが軽いか(アメリカナイズドというべき?)。ついでに言えば英語よりも日本語が聞き取りにくく、字幕が欲しくなったりして…。(笑)
ライバル心を燃やすアメリカ代表<アレックス・ホッパー>には売り出し中のテイラー・キッチュが扮する。
潜在能力は高いが精神面の幼さから力を発揮できない。
この映画は「もう終わった…」という絶望的状況から再起できるかというテーマが謳われている。
余談になるけど、
<陸・海・空>の軍隊の特色として<トラブルがあったときの対処法>の違いが言われる。
陸軍は<補給部隊を待つ>、空軍は<間に合わない>(苦笑)。
で、海軍はどうかというと補給は不可能でも時間があれば<自分たちで何とかする>。
こういうのが基本姿勢らしい。
文字通り孤立無援状態となった三隻の軍艦が援軍なしで奮闘する姿は、まさしく海の男たちの鑑であろう。
しかし、かなり監督はじめ親日派が多いのか、公開も本国より早いし、韓国をさておいて花を持たせてくれるのは、なんともこそばゆい。
舞台を現在の日米関係の出発点ともいえるハワイに置くのも歴史の妙味を見せているようだ。
(そういえば現大統領のオバマさんの出身もハワイでしたよね。)
『トランスフォーマー』のハスブロらしいVFXのオンパレードで、発端はボードゲームというが、突っ込みどころもあるけどユニークな戦闘の見せ方も楽しめた。
しかし、本作の最大の見せ場はあっと驚くクライマックス!!
マンガみたいな展開に「ホンマかいな」と思いつつも目頭が熱くなる。(笑)
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