備忘録、
第24回TIFF
『ドラマーズ・ドリーム』(natural)
ドドドドド、ダダダダダ。
軽快なドラムの響きが聞こえてくる。
様々なジャンルから一堂に会した巨匠と呼ばれる一流ドラマーたちが開く子どもたちへのワークショップ。
美しい湖のほとりで自然と音楽のアンサンブルが楽しめる。
集まった面々がすごい。
デニス・チェンバース(サンタナ)
マイク・マンジーニ(ドリーム・シアター)
ジョヴァンニ・イダルゴ(コンガ奏者)
ラウル・リコウ(コンガ奏者)
オラシオ“エル・ネグロ”エルナンデス
ケンウッド・デナード
ナシル・アブダル・アルカビール
各人の簡単な自己紹介とセッション風景が延々と描かれる。
知っている名前があればそれだけで、なくとも音楽が好きなら一見…いや“一聴”の価値はあるだろう。
次々と繰り広げられる各人の超絶テクニックの数々には生徒である子どもたちじゃなくとも目を真ん丸くして見入ってしまう。
皆、本当に楽しそうに演奏しているのが伝わる。
音を楽しむと書いて<音楽>、その意味ではまさに原点ともいえるワークショップ。
こういう環境で学べる生徒たちがうらやましい。
タイトルの『ドラマーズ・ドリーム』は「受け継ぐことの大切さ」を想う各ドラマーたちの夢でもあるのだろうが、この奇跡のようなイベントは見ているこちらにとってこそ<夢>のようだ。
ただ、
これが夢なら現実が抱えている問題点もあるはず。
そこの部分の掘り下げが甘いので印象がさらりとしたものになっているが、それでもこの夢がいつまでも覚めないでいて欲しいと願った。
まるっきり余談ですが、隣に座った兄ちゃんが早々に夢の世界に旅立ち不協和音を奏でていたのには参りました。

(苦笑)
ログインしてコメントを確認・投稿する