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2020年08月12日13:12

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スノーピアサー


キネノートで検索したらキネ旬での特集が分かるってもんで、総合図書館に行って、パクチャヌク、ポンジュノ、ジャジャンクー、ワンビン、OH Yeah!exclamation ×2!もといロウイエのインタビューなんかをコピーする。1000円ぐらいかかったな。中国勢は表すイシューそのものが知識不足で、少し輪郭は分かるかな、ってもんで。さきほど、スノーピアサーを観る。けっこう高評価だけれど、原始的な氷河期のなかを走る進歩主義に対する反乱というイメージ、それに、東アジアのヒトがアメリカを描くときによくあるような、アメリカ人が家族描くときはも少しドライだけど、儒教儒学的なのかな、なにか関係性がもっとウェットになってアメリカンな感じがしないいつもの奴、そんな印象の作品である。そこまでよかったかな?とは思ったけれど、でも、パクチャヌクかなポンジュノかな、韓国での大事なイシュー、分断と階層、と言ってたかな、それを考えると、ここに表されるもの、根深いものあるんだろうな、とはなる。ここらへんはちょっと考えなければな、テクスト分析として。ティルダ・スウィントンが悪い日本人でよく表されるような、キツネ目の出っ歯であったけど、あの暴走機関車のなかでの旅は、恨流的な歴史遡りもあるのかな。ポンジュノによくあるようなアメリカへの批判もあろうけれど、スターウォーズで帝国がイギリス風になるような単純なイデオロギーではなさそうだし、そんなシンプルなものしても現代のオーディエンスは、潜在意識としてウケるわけはないだろう。出だしは、20世紀フォックスでもパラマウントでもなく、CJエンターテイメント。ポンジュノのでのいつものやつ。ハリウッドに招かれたではなく、韓国資本のハリウッド映画で、スタッフみても、コリアンが多いようだから、編集権がもってかれて思うような作品ができなかった、という外国人監督がハリウッドに行って泣きを見るいつものの奴とは違うのだろう。逆に言えば、韓国資本では限界があるから、屋内アクションでの見せ方にするのと、ポンがグエムルやオクジャで試しているCG効果の実験性を外の風景で表しているのだろう。絵的にもけっこうポンジュノしていた。

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