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2015年09月22日01:48

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『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド

 前後編に分けた理由は何だったのか。
まさか前編よりも短い後編(87分)になるとは思いもよらなかった。
1本分の製作費で2本分稼ぎたかった…とは勘ぐりたくないが、否定できない自分もいる。

 けっしてつまらないとは思わないが、謎解き編とはいえ説明の多い展開は速度を落としている気がしてならない。
<巨人の謎>、<原作には登場しない不敵な笑みを浮かべるシキシマの謎>、<塀の外には何があるのか>…など一応の説明はつくものの、それらが更なる謎を生んでいる。
巨人の秘密は説明されるものの、生殖器等については納得できる回答はなかったのも残念。

 タイトルの副題となっている<エンド オブ ザ ワールド>のエンドはブックエンドのそれなんだ
壁と自由との関係性は、予告で流れていた『メイズ・ランナー』を思い出す。
続編みたいで、タイミング良すぎる気がしてならない。(笑)

 これは小さな点かもしれないが、巨人となったエレンと洋服の関係はハルクとは違うのだな…と思った。(笑)
説明が多いにもかかわらず、シキシマの持論が真実かどうかの検証も不十分。
またそうならば、これは何ら解決編にはなっていないだろうし、さらなる続編があってしかるべきとも思う。(たぶん、作らないと思うが…)

 実写の目玉であろう立体起動装置の活躍も前編を超えるものではなかったし、巨人たちとの見せ場も少し物足りなく感じられた。
映画的というより、舞台演劇のような作風なのも作品には合ってないのだろうか。
個人的には石原さとみのハンジで一定の満足感を持ち帰るのみだったのが本音。

フォト


 前編のエンディングと予告パート、それに後編での前回のあらすじを割愛して2時間半程度に収めていたら違ったのか?

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