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2007年07月12日23:53

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地蔵湯

本日は選挙の公示日。
NHKは選挙番組のため、木曜時代劇はお休み。
選挙日がずれたために、あおりを食ってしまった。

当初の予定通りだったら、今日から山本耕史くん主演の『陽炎の辻』
http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/kagerou/
が始まるはずだったのにね、とどうしても考えてしまうけれど、
あと一週間、期待して待つのみ。

原作はとても読みやすく、読むほどに好きになってゆく。
集中するとあっという間に読み終えてしまいそうだけれど、
勿体無いので大事に少しずつ読んでいる(現在9巻目「遠霞ノ峠」)。
登場人物のイメージもくっきりと立っていて、
あれこれ名場面も浮かんでくる。

しかしやはりドラマでは細かい設定など多少変わっているようで、
高橋克実さん演ずる「地蔵の親分」(本業は十手持ち)の家業が、
原作の「地蔵そば」ではなく、「地蔵湯」になっているのにびっくり!
磐音が朝方のうなぎ割きの仕事のあと、
朝湯につかる「六間湯」と合体させた結果らしい。

思わず「地蔵湯」を検索してみた。
すると結構あちこちの温泉地に名が出てきた。
・熊本県阿蘇の黒川温泉
http://www21.ocn.ne.jp/~spa-mich/todofuken/kumamoto/006_kurokawa_jizouyu.htm
・兵庫県豊岡市の城崎(きのさき)温泉
http://www.ne.jp/asahi/world/hopper/onsen/hyogo/kinosaki/jizo/jizo.htm
・群馬県の草津温泉
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/jizonoyu/jizonoyu.htm

遠いところばっかりだなあ…と思ったら、あったのです。都内にも。
http://www.1010.or.jp/cgi/dsearch.cgi?sel=2&tno=23119
江戸川区北小岩2-12-11

時折あちこちに遠征までしている銭湯ファンとして、
放って置く手はないので、記念に本日浸かって参りました。
場所は京成小岩駅南口から歩いてすぐ。
コインランドリー「地蔵湯」が先に目に入り、
わきの静かな路地を回ると入り口。松の木なんぞも見えて絵になる。
なんとなく地蔵堂を思わせるような、瓦葺の昔ながらのつくり。
看板の「地蔵湯」の文字も太々とした筆文字ふうでよい感じ。

番台に入浴券(いつも携帯している・十枚綴り四千円)を出して入る。
ロッカーは左壁際と中央にあって、脱衣場はこぢんまりしてるけれど、
流し場との境のガラス窓には、東郷青児ふうデザインの、
水中の美女と言った趣の女性と海草と熱帯魚の絵が透けているし、
天井は雪の結晶のようなパターンや花模様が張られていて
なかなかお洒落。
時間帯にもよるだろうけれど年齢層高し。
会話はわりとゆったりした感じ。

富士山(南伊豆)のペンキ絵がいかにも銭湯の正統派らしい。
男湯とのしきりはオランダの風景のような風車のタイル絵。
薬湯はなく、超音波のみの透明湯。湯温は40度をさしていたけれど、
どう考えても体感温度はもっと高かった。結構熱湯。
桶はよく見る黄色のプラスチックだけれど、底に「地蔵湯」の文字が
ちゃんと入っているオリジナル。
腰掛椅子は小さくて低めのグレー。
なかなか私好みの銭湯で嬉しかった。
仕切りの隣に磐音さまが浸かってなくても、幸せ。

京成線は久々に乗ったけれど、
高砂だの青砥だの花茶屋だの堀切菖蒲園だの関谷だの、
江戸情緒を感じさせる駅名が多くて良いなあ。満足満足。
さあ、あと一週間だ。
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