トラックは他車両以上に殺傷能力が高いため、ドライバーやドライバーが所属する企業の危機管理意識が特に重要になります。今回は危険運転致死等罪で立件できるかどうかが鍵です。一般的な過失犯たる自動車運転致死等罪ではご遺族と世間が納得できないでしょう。いずれ刑事裁判となり、公判廷に被害者と被害者代理人が出頭する正式裁判になると予想されます。損害保険から被害弁償されることを刑の減軽事由とすべきではないのではないでしょうか?
緑ナンバーの職業ドライバーの場合、出庫前の点呼時にアルコールチェックが平成23年から義務付けられるようになりましたが、一方、白ナンバーの場合は、アルコールチェックする会社は増えてはいるものの義務ではなく、会社が小規模なほどその傾向も低いです。今後何らかの対策が必要になると強く感じます。
また、こうした対策と並行して、アルコールチェックしないとエンジンがかからないクルマの開発・導入が進めば、飲酒関連の事故は少しでもなくせると、今回のような惨劇が起きるたびに思う次第です。
■児童の列にトラック、2人死亡 運転手から酒気 千葉
(朝日新聞デジタル - 06月28日 16:56)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6571569
ログインしてコメントを確認・投稿する