驚愕の我見。

教学する事実を話そう。
よく諦かに聞け、よく諦かに考えよ。
執着は、かまうな。制欲と同じ。
狂乱に陥るだけ。
しかし、頭は冴えて清涼に。
無にはならない。無にはなれない。
不生不滅は存在する。
生命とは離れられない。死なくして。
自覚はある。不生不滅は存在する。
しかし、解脱できない。不生不滅だけにはなれなかった。
いや、やるならば、言葉を用いず瞑想する。
理解して越える事はできる。
眠ってはならない。眼は半眼あるいは、開くのだ。
在るは、理論上成り立たない。無いも成り立たないのだ。
常見断見とある。死しても、同じように在ると言う。いやいや、
死すれば何も無くなるのだと。
しかし、どちらも違うだろう。
不生不滅が移り、あるいは生命になるだろう。
蜂が花粉を運ぶように。
理解して越える事はできるはずだ。
言葉を用いない瞑想である。