亡くなられてまもない方の魂が今どうしておられるのか聞かれることが時々あります。三分の一くらいの方は、その聞かれた方にメッセージを伝えてこられますが、残りの三分の二は他の親族の方の元におられます。
それは亡き人が最後まで気にかけていた人の元。一番心配していた人の元。そういう方は大抵、こういう霊的なことにも関心が無く現実の世界にどっぷりと浸かって問題を抱えておられる方が多いようです。聞かれる方はそれに比べて余裕があって霊的なことも尊び信仰心もある方なので亡き人も安心して遠くにおられるようです。
人の思いというのは愛に根差しているとこんな姿を視ると感じます。身内であれ知り合いであれ、亡くなった後も心が寄り添う姿は生きておられる人たちに見せてあげたいと思います。自分のそばにはいないとわかった聞かれた方も、あの人のそばにいるのならそれは間違いない、いてあげてくださいという心持で納得されることが多いです。それもまた愛があるからなのでしょう。
心というのは、魂というのは生きていようと死んでいようと愛によって縁となってつながり続けているのだなと思います。
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