先日のお休みに滋賀県の安土城近くへ行ってきました。妻の旧姓がこの城と同じなので以前から一度は行ってみたいと言っていたので行くことにしました。
織田信長の記念館のようなところにも行ってみましたが、やはりこの琵琶湖周辺というのは古代の遺跡群が数多くあり、また京都にも近いことから名城やら合戦城跡やらが数多くあります。まぁその名城の数々の大本になったのが、この安土城でもあったわけです。
安土城の天守とその下の階が復元されていました。とても豪華で美しくて、きらびやかな、これは織田信長という武将の中にあった色々なものが表出したものがあるなぁと詠嘆するような感じでした。
強い美しさというのがこの織田信長という人を象徴するもののように感じました。美しさは人を引き付けるものでもありますが、強い美しさはまた拒絶する孤独というか独立峰の厳しさというものも含んでいるような気もします。稀代の天才だったとは思いますが、その本質を理解できた人がそのそばに何人いたのだろうかと思いました。
後を継いだ秀吉はその対極である弱い美しさを持った人ではありましたが。
安土城というのはうたかたの夢というにはあまりにもその象徴するものが美しく、強い激しいものだったようなお城のように思いました。
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