私の母は要介護2の認定を受けているので週二回ディサービスに行っております。
どこの施設もそうなのだとは思えませんが、母の行っている施設は防災設備や衛生設備がきちんと整備されているとは言えないようです。母も私も昔、ビジネスホテルを経営していたことがあり○適マークという施設検査に苦慮した経験があるので避難経路や避難器具、防火設備などには異常に敏感なところがあります。
母は飲食店を経営していた経営もあるので食品衛生などの面には敏感です。そういう母の目から見るとディサービスの防災設備、つまり避難経路や避難設備、避難計画の実施などはとても合格点には至らないものらしく、もし日中に地震でも起こればお年寄りは何人も死んでしまうだろうと思えると嘆いています。
もちろん老人ホームや入居型の介護施設はしっかりとそういう設備は確保してあるのでしょうが、一時預かり型の介護施設はどうもおざなりになっているようです。どこかで地震か火事でも起きてお年寄りが数多く亡くなったりすれば法整備がされて基準が設けられるのでしょうが、今のところディサービスのそういう設備は全くと言っていいほど充実していないようです。
社会というのは弱者を守ることに心を砕いていくようなものでなければならないのに、いつの間にか見落とされる部分が数多くあるように思えてなりません。
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