テレビのCMで「何故、桃太郎は桃から生まれたのか?」とやっていたけれど、それはもちろん「桃」という果実が邪気(=鬼)を祓う事の出来るものとして有名だからなのだけれど、それを知っている人はきっと日本人の半分くらいなのかもしれないなぁと思いつつ見ておりました。
しかし「桃」というのは不思議な果実であの形が絶妙だと思います。ハートの形にも似ているし、ハートマークと言えば解剖学の知識も無い古代の人達がどうして心臓という臓器の形を把握していたんだろうとも思います。そういう形から古代中国の人達は「桃」というものに人の命の根源に相似したものを感じ取って邪気を払う象徴としたのかもしれません。
ちなみに桃は大神実命(おおかむづみのみこと)という神名を戴いているので、あだやおろそかに食べることは叶わないと思います(笑)。笑っては失礼ですね、反省。
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