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2014年01月29日18:36

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形式消滅と番台消滅

一昨日、豊田車両センターに所属していた115系巡回訓練車W2編成の廃車回送が実施されました。

巡回訓練車とは、各地を巡回して乗務員訓練に使われる専用車で、かつてはそれこそ車両基地毎に配置されたりしていましたが、訓練車のベースとなるのは、103系、113系、115系、485系等の国鉄時代に製造された各形式の中から遊休車や廃車予定車を活用した例が多く、老朽化や新型車登場等で、国鉄型車両の活躍が少なくなった近年は、訓練車そのものの存在意義を失いつつありました。

このため、近年は通常の営業用編成を訓練車兼用とするパターンが大半で、専用の訓練車は今や数える程しかありません。

そのうちの1本が惜しくも廃車となりました。

また波動用として同じく豊田車両センターに在籍していたM40編成(6両固定)の中間車3両も同時に廃車となることから、W2編成に組み込まれる形で一緒に回送されました。

今回の廃車で、モヤ115-6、モハ114-826、サハ115-319が本日付けにて車籍登録抹消されるため、モヤ115が形式消滅、モハ114ー800番台、サハ115-300番台が番台消滅となりました。

モハ114-800番台は、中央本線や身延線の狭小トンネル通過対応車の特徴的部分でもあっただけに残念です。
ちなみに訓練車W2編成は、営業用時代、というか新製から長らく小山に配置されていて、普段は宇都宮線で活躍、山スカ115系が急行アルプスに充当されて普通列車の予備が足りなくなった時だけ、中央線に応援に来てました。
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