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2013年07月05日16:13

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6月に観たもの

ステージ観劇は少な目だったものの、
振り返ってみると展覧会にはよく足を運んでいる。
『あまちゃん』も東京編となり、谷中やアメ横周辺にも行きたくなり、
ドラマ10『激流』のロケ地も知っているところだったので、
ロケ地散策も意外と多かった。
朝夕はちゃんと涼しかったので、動きやすくてありがたかったのだが、
7月はいよいよ猛暑が始まるのだろうか。気をつけなくちゃ。

<映画>
・はじまりのみち(横浜ブルグ13) 6月1日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1903842537&owner_id=949383

・かぞくのくに(早稲田松竹)  6月9日
http://kazokunokuni.com/
昨年公開で高く評価された作品。
なかなかタイミングが合わず、ようやく近くの名画座の
ラスト一本割引料金にて鑑賞。
女性監督の実体験に基づくストーリーとのことだけれど、
在日として暮らす若い妹を演じた安藤サクラも、
治療のため、ようやく北朝鮮から来日しながら、
理不尽に連れ戻される兄を演じた井浦新さんも素晴らしかった。
ずっしりとこたえるリアルな存在感。
声高に叫ばないからこそ胸に深く響く余韻。
やっぱり観て良かった。

<ステージ>
・花にあらず〜松浦宮物語〜(イーストステージいけぶくろ)6月22日
http://kisha4.web.fc2.com/programs/1306matsura.html
今回は我が息子が帝役のみならず、舞台監督と音響も担当していて、
どんなものかとちょっと心配だったのだけれど、
今までの黒幕オンリーの背景も明るく、飾り物で少し華やぎ、
段差などでもちょっとメリハリがついて良かったと思う。
語り部と登場人物たちの劇が行ったり来たりの入れ子構造も効果的だった。

・マグダライブ!!2013(SHIBUYA−AX) 6月29日
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=949383&id=1906390140

<展覧会・イベント>
・「龍村平蔵『時』を織る。」展 (横浜高島屋) 6月1日
http://www.asahi.com/event/AIC201304030011.html
歌舞伎座の新しい緞帳でも感嘆させられた龍村平蔵の織物展。
日本橋高島屋でやっている時には行きそこなってしまい、
なんとか横浜でやっている間に滑り込み。
織物のイメージをはるかに超えた作品群だった。
最初のほうの展示の、大奥の女性が着るような豪華絢爛な打掛は、
言葉を失うほどの華やかさがあるけれど、
私はどちらかというと、古代裂の復元など、幾何学模様が好み。
それにしても切子硝子や陶芸品の再現は、これが織物かと目を疑う。
大胆にして繊細。ひたすら圧倒された。

・「いっぷく」を彩った工芸品 〜たばこをとりまく脇役たち〜
(たばこと塩の博物館)6月9日
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/exhibition/2013/1305may/index.html
旧「世界のたばこ工芸館」コレクションの中から、
パイプ、葉巻(シガー、紙巻たばこ(シガレット)、たばこジャーやシガーボックス、
シガレットケース、灰皿やライター、マッチケースといった洋物資料の展示。
どちらかというと、江戸時代の煙草盆や懐中煙草入れなど、
和物の工芸品のほうが好きなので、大感動するほどではなかったけれど、
やはりこういう小物は女性のアクセサリーにも通じる遊び心があって楽しい。
フランス製のたばこ切りにギロチン型のものもあってどっきり。
視聴覚室では関連映画として『ティファニーで朝食を』を土日祝に上映。
もう一度行かなくては。
それにしても9月でここが閉まるのはショック。良い展示ばかりだったのに。
移転後の墨田区はちょっと遠いなあ。

・写真のエステ〜五つのエレメント〜(東京都写真美術館) 6月9日
http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-1868.html
写真美術館のコレクションから、「光」「反映」「表層」「喪失感」など、
テーマごとにセレクトされた作品の展示。
やはり夕張の廃墟だとか、島ごと朽ちてゆくような軍艦島の写真に惹かれる。
森村泰昌さんの作品も面白いなあ、と見るたび思う。
パブロ・ピカソに扮した写真の顔は、すごくくっきりとしていて、
往年の歌舞伎役者の立派な顔立ちのように思える。
肖像写真の表情の変化を見せる動画”溶けてゆく”シリーズの、
チェ・ゲバラの額の前では、しばらくずうっと見入ってしまった。

・若梅に撫子〜旧高松宮家と伝来の品々〜(三の丸尚蔵館) 6月15日
http://www.kunaicho.go.jp/event/sannomaru/tenrankai62.html
出遅れて第三期のみの鑑賞になってしまったけれど、
可愛い犬張子は第一期だけの展示だったんだな。残念。
改めて展示リストを見てみると、第一期にはレジョン・ドヌール大綬章も!
ナポレオンをやってる時に見れば良かった。後悔先に立たず。
第三期の展示としては、数多くの和筆と唐筆が興味深く、
黒地梅に鳩模様の振袖がちょっと珍しかった。

・宮廷装束でみる『源氏物語』[後期](明治神宮文化館 宝物展示室)6月18日
http://www.meijijingu.or.jp/homotsuden/index.html
『源氏物語』の物語に登場する衣冠束帯、烏帽子や直衣などの衣装展示。
4月の前期にも足を運んだが、少し入れ替わっていて、
やさしい色の童水干(わらわすいかん)などが愛らしかった。
しかし着袴の儀などの儀式を描いた絵は、
油絵ではなく日本画でこそ見てみたかった。
べったりした画材は日本の風俗にそぐわないと思う。

・魔性の女(弥生美術館) 6月22日
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/exhibition/yayoi/now.html
ずいぶん長くやっていたのに行きそびれていて、
東大本郷キャンパスに行くついでにようやく観ることが出来た。
やはりなんといっても橘小夢のイラストがすごい!
何度見ても素晴らしい。玉藻の前の妖美はこのひと独自のもの。
『高野聖』も清方などと全然違う。いや、もちろん清方は清方で好きだけれど。
小村雪岱も良いなあ。4月に見た『ジャパニーズ・ビューティ』の内容にも重なる。
泉鏡花の作品や歌舞伎の演目などでなじみの女たちがいっぱいで大満足。
最近見た美輪さんの『黒蜥蜴』ポスターまで飾ってあった。

・ソフィ カル〜最後のとき/最初のとき(原美術館) 6月29日
http://mixi.jp/view_diary.pl?owner_id=949383&id=1906391872

<街歩き・散策>
・野毛山公園  6月1日
石川町駅に隣接した横浜ブルグで映画を見る際に、
中途半端に時間が余ってしまったので、
ちょっと近辺をぶらぶら歩き、坂を上って足を伸ばした。
このあたりは独特の雰囲気があって面白いなあ。
またいつかお散歩してみよう。

・KITTE 屋上ガーデン  6月15日
http://fumibako.blog54.fc2.com/blog-entry-185.html
旧・中央郵便局の建物外観を生かした新名所。
ここから向かいの東京駅丸の内駅舎を見るのは素晴らしかった。
そのうち建物内の東京大学博物館も覗きたい。

・高輪プリンセスガルテン 6月29日
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1906030071&owner_id=949383

・谷中〜上野〜御徒町 6月30日
『あまちゃん』関連ロケ地めぐり。
せっかくなので大名時計博物館にも入ってみた。
詳細レポはまた後日。 
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