スタパ106スタジオは今週ずっと御所セット。
一昨日も昨日も主に鳥羽院主体だったらしく、
すでに崩御の場面(第19回)までも撮影されていたようだが、
順撮りではないから、本日(3月1日)は再び御存命の頃の撮影。
院の御所で歌会が催されている場面らしい。
そこに頼長も臨席していると聞いて、
勤務後急ぎ駆けつけたのだが、残念ながら出番はとっくに終わっていた。
モニターには紅い衣の崇徳帝がちらりと見えたのみ。
顔見知りの松山ケンイチくんファンのかたが、
今日の撮影のことを親切に教えてくださった。
歌会は第17回の場面。
上座に鳥羽院と得子が座り、
崇徳、雅仁、忠通、頼長、家成、信西、清盛が一堂に会していたとか。
各人が作った歌を朗詠する役目のひともいるのだが、
清盛作の歌を見て「これは詠めません」と拒絶。
そこで清盛自ら詠みあげると、
頼長はいかにも嫌そうに眉間に皺を寄せて何か言い、
雅仁はくくっと笑いをこらえ、
崇徳帝は”もはや歌ではない”と言っているように見えたとか。
各人の表情が手に取るように分る気がする。
清盛ったら、いったいどんな歌を詠んだんだ?!
この場面は午前中から午後にかけて、
エキストラもいっぱい出て大がかりな撮影だったらしい。
頼長は15時半頃には姿を消したとのこと。
それにしてもこの身分の高い面々に混じって、
清盛が一座しているのはたいした出世だなあと思ってしまう。
ガイドブックのあらすじによれば忠盛は第16回で亡くなるようだから、
第17回では清盛は平氏の棟梁として力を増しているのだろうか。
(追記)
「NHKワールドプレミアムドラマ」の第17回のあらすじによれば、
清盛の歌会出席は家成さんの御腐心のおかげのようですね。
でもちょっとあまりにも似合わなくてさらし者状態のような…
http://nhkworldpremium.com/program/detail.aspx?d=20120429200000&ssl=false&c=26
NHK出版「3月の新刊」を見ると、
大河ドラマのノベライズ『平清盛 二』は3月29日発売予定。
(ISBN:9784140056141 304p. 1470円)
http://www.nhk-book.co.jp/home_files/sinkan/
まだ一ヶ月近く後か!
『平清盛 一』では第1回から第11回までが書かれていたから、
その伝で行けば『二』は第12回から第22回くらいが納められているだろうか。
保元の乱は第23回とのことなので、区切り良くそこまでになっているかも。
撮影はもうかなり進んでいるので、
参考のためにも先の展開を読んでおきたい。
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