写真1はC4形キニ4、1969/10/27江若鉄道三井寺下車庫。
1931年に江若鉄道は日本車輛でガソリンカーC4形キニ4とキニ5の2輌新造しました。 日本車輛が独自に開発した18m級の大型車体を持つ大型ガソリンカーで、後に190輌という大量生産が行われた国鉄キハ41000系に大きな影響を与えました。
写真2と3はC4形キニ5、1969/10/27江若鉄道三井寺下車庫。
太平洋戦争中も陸軍の基地が沿線に有ったため、代燃化や付随車化を免れてガソリンカーのまま運用されていました。
1969年江若鉄道廃止に伴い廃車解体。
江若鉄道のキニ4とキニ5は、5000輌を超える気動車達の祖先と言うべき重要な車輛で、原型を保ったまま製造以来40年近く活躍したにも関わらず保存の措置が取られなかったのは残念なことです。
追加の写真と記事は
http://satoyama.in/auto/sharyo/auto689.html をご覧下さい。
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