幾多の苦難を乗り越えた…、はずなのに…。

　ここで一つ、ネタを。

　東北新幹線の最速列車「はやぶさ」の運行開始から3ヶ月が経ちました。程なくして行われたダイヤ改正にて、東北新幹線に続けて長年の計画が実った九州新幹線が全通しました。開業前日はセレモニーの準備や運行の最終チェックなどが行われていよいよ秒読みという矢先、東北を中心に東日本全域で起きた大地震で、セレモニーは自粛という事態になりました。翌日の開業日は多くの鉄道ファンが1番列車を見送っていましたが、私が動画サイトで見た印象は、大地震が起きたばっかりという中で始まった寂しい出発式だと感じました。けれども、公式サイトCMギャラリーの中でこのCMに流れた言葉に興味を持ちました。それは「未来は明るいに決まっている」。

去年の秋から今年の冬にかけて、九州では宮崎と鹿児島を中心に口蹄疫や鳥インフルエンザの感染や新燃岳の噴火など、暗い話題ばっかりでした。まさに今回の九州新幹線の全通は、幾多の苦難を乗り越えての開業だと思います。

しかし、関東地方でも大きな地震が起きた私にとっては、明るい未来はいつ訪れるのかという不安でいっぱいです。様々な問題に東からの応援で助かった九州の人達にとっては、今回の地震で今度は私達が助ける出番だと実感しているのではないしょうか？





JR九州の九州新幹線TVCMがカンヌ国際広告祭で金賞受賞！DVDも発売
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1647327&media_id=100


　ちなみに撮影に使われたN700系新幹線R10編成は今夏にもTOMIXから製品化予定です。