発売日より一日遅れたけれど、仕事帰りに「演劇ぶっく」を立ち読み。
http://www.enbu.co.jp/kick/enbuwork/enbuwork.html
阿部サダヲさんのインタビューだとか、向井くんの対談だとか、
順番に読んでいて、次の頁をめくり、手がはたと止まった。
『GODSPELL』のフライヤーそのままの一頁!
載っているとはしらないまま見ていたので、不意打ちのこと。
頁ナンバーは載っていないけれど、13頁目。
しばらく目が離せなかった。
このデザインは本当にシンプルで品があって素敵だと思う。
Web上で画像が公開されたのが10月23日。
まだかまだかと何回か世田谷PTチケットセンターに足を運んだ末、
ようやくこのデザインの本フライヤーが並んだのが10月29日。
手にした時は本当に嬉しくて、ああやっぱり印刷された本物は綺麗だなあ、
と矯めつ眇めつ食い入るように眺めた。
誇張でなく、光り輝いていたのだ。
フライヤーはたかだか紙一枚のものだけれど、
こうやって雑誌のなかに繰りこまれていると、
製本保存されて資料としてちゃんと残るから良いなあ、
とついつい図書館員の考えになりながら、なおも眺め入っていると、
細部の見え方がフライヤーとはちょっと違うような気がしてきた。
フライヤーでは十字の下にちらほら見える髪の毛の部分が目立たぬかわりに、
向かって右の(ジーザス本人にとっては左の)開いている瞳の下の部分に、
涙を湛えたようにも見える、白く細い線が描きこまれている。
あれ?こんなラインが引かれていたんだ、と初めて気付いた。
帰宅してから改めてフライヤーをじっくり見てみたら、確かにあった。
でもこちらのほうは目立たなくて見落としていたようだ。
回りも殆ど白一色だから、印刷された紙質によっても見え方が違うのだろう。
大きいポスターだとそういうデザインの細部もよく分るだろうな。
早く貼り出されないかなあ。
わくわくそわそわしながらお待ちしております。
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