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2010年03月23日00:24

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最近の観劇鑑賞記録

3月はいろんなことの切り替わりの前で、
なんとなく心落ち着かない上に、気温の変動も本当に激しくて、
馬鹿みたいな陽気の直後に、震えあがるような風が吹きすさぶ。
昨日一昨日の強風は尋常ならざるものだった。
それでも桜は開き始める。
心も身体も揺れ動くせいか、今月は二度も風邪にやられてしまったけれど、
なんとかそれも乗り越えて、観劇鑑賞スケジュールをこなしている。
春は秋に劣らず、注目作が目白押しなので、頑張らねば追いつかない。
一つ一つ感想を書きたいのだが、とりあえず列挙。

・3月12日「三月大歌舞伎」第三部(歌舞伎座)
『菅原伝授手習鑑』道明寺
舞踊『石橋』
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/2010/03/post_54-ProgramAndCast.html

とにかく仁左衛門さんの菅丞相の気品が素晴らしい!
お父様譲りの神々しさ。余人をもって代え難し。
松緑さんの踊りはきびきびとして愛嬌もあり、こちらもお祖父さま譲りか。
紀尾井町!という掛け声は永遠に続くんだろうな。

・3月14日「木田安彦の世界」(汐留パナソニックミュージアム)
http://panasonic-denko.co.jp/corp/museum/exhibition/10/
力強い木版画とガラス絵。見ごたえあった。

・3月19日「染模様恩愛御書」(日生劇場)
http://www.somemoyo.com/

愛之助さん、とても可愛らしく演じていた。声もうんと若いトーン。
前半も後半も見どころは多いけれど、演出がいささか見世物っぽくて違和感あり。
あんなに場内から笑われてよいものなんだろうか。わざわざ狙っているのか?

・3月20日「三里塚・辺田部落」(武蔵大学)
http://tokoton-ogawa.txt-nifty.com/

およそ2時間半のドキュメンタリー。小川プロダクション1973年の作品。
成田闘争最中の村の記録だが、その腰を据えたつくりに圧倒された。
もっと辛いものかと覚悟していたのだけれど、
村の女性にスポットをあてた個所は、そのたくましさに感嘆。
このひとたちの生きる力の強さはすごい。

・3月22日「浮世絵の死角」(板橋区立美術館)
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/schedule/now.html

貴重な作品が多く、とても興味深く楽しかった。
ことに役者絵は本当にわくわくする。
明治期の作品も良いものが選ばれていたし、
着せ替え人形などの「おもちゃ絵」も大好きだった。

このところ『新選組!』DVDを最初から通して見返し始めたら、
やはり一気に気持ちがそこに向かってしまって、久々に日野めぐりもしたし、
合間にちょこちょことWOWOWドラマ『パンドラII』にエキストラ参加したり、
なんだかんだと出歩いているうえに、読まなくちゃならない本も多い。
おまけに怒濤の4月は目の前。
どこまで書けるかどうか分らないが、出来るだけ今月中に頑張りたい。
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