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2006年05月24日00:16

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函館旅行記1(5月20日午前)

五稜郭祭を見るために、一泊二日で函館に行ってきました。
実は二十数年前に通過したことはあるけれど、
はっきり目的をもって行くのは初めて。
主目的はゲストの山本耕史くんではありますが、
せっかくの機会に史跡も是非見たい。
美味しいものだって食べたい。
レトロ建物好き、電車好き、銭湯好きの私には
楽しいことがありすぎて猫にかつぶし状態。
短いながらぎゅっと内容の濃いスケジュールとなりました。


5月20日(土)
8:10 函館空港着
9:00 函館朝市で朝食 
10:50 碧血碑(碑前祭)
12:00 土方歳三最期の地碑
13:00〜16:00
 五稜郭公園(記念式典・土方歳三コンテスト)
16:00 市立函館博物館五稜郭分館
16:50 「ラッキーピエロ」で食事
17:40 中島三郎助父子最後の地碑
18:15 五稜郭タワー展望台にて日没
19:00 「あじさい」で塩味半ラーメン
20:30 函館山にて夜景
21:50 ホテルチェックイン

5月21日(日)
6:00 谷地頭温泉
8:15 ホテルにて朝食 チェックアウト
9:00〜11:00 函館どっくエリア散策
・元町公園(箱館奉行所跡)
・市立函館病院跡地
・旧ロシア領事館
・称名寺
・高龍寺
11:30〜12:15 土方歳三函館記念館
13:00〜15:00
・五稜郭祭維新行列、式典
(中島町〜五稜郭公園)
17:10 函館空港から東京へ

<函館着> 
羽田から一時間ちょっとで函館着。
化かされたようで不思議な気分。
今回新選組関連の史跡をめぐるため参考にしたのは
「新撰組おでかけBOOK」という、
ゆかりの地のガイドブックのコピー。
空港から駅までのバスで私の前に座った人も
私と同じものを眺めてて思わず笑ってしまった。
ばらばらに来ていても目的は一緒の人たちが多そう。

函館駅までは海沿いの漁火通り。
バスに平行してかもめが飛んでゆく。
駅前から市電で谷地頭へ。
途中、イベントで何回かご一緒したNさんKさんコンビが乗り込んできた。
偶然落ち合えたのを喜び、楽しくおしゃべりしてる間に終点着。
もう函館山の裾だ。

<植物>
碧血碑までの道のりは、まず函館八幡宮の参道を通り、
左に折れてから右手にのぼる。
願ってもないような晴天。
春の芽吹きの山はあわあわとした色合いでうつくしい。
道々の植物の大きさにちょっとびっくり。
茎の長さも葉っぱや花の大きさも普段見ているものの二倍は
あろうかと思われるたんぽぽ。まるでポンポンダリアみたい。
よく見ればギシギシも大きい。イタドリも大きい。
ふきの茎も長くて葉もでかい。その下にコロボックルでもいそう。
つくしの茎が30センチ以上もある!遠近感があいまいになる。
北の大地の植物がこんなに大きいとは予想外。
桜は三日ほど前まで綺麗だったそうだが
その後の雨風で散り果てていた。
でも雪のように降り積もった花びらの色はまだ鮮やか。
登りに入ると白くて可憐なイチゲの花が多いのも珍しい。

<碧血碑>
山中のモニュメントというのは気持ちをかきたてられる。
一番来たかった所だ。
登りの勾配は結構きついけれどたいして時間はかからない。
すでに人は集まっていたけれど、さみどりに囲まれたこの場所は
目が洗われるようで気持ちがよかった。
ヤマガラのツツピー、と鳴く声がする。
見上げるばかり存在感のある碑は一段と高いところにあり、
周りはひろびろとして玉垣のような石の囲いがある。
碑前祭の方々が着く前だったので碑の後ろ側などもじっくりと眺める。
Kさんは会津のお寺でもちゃんとお線香と折鶴を持参して
お参りなさっていたが、今回も用意されていてまったく頭が下がる。
ご好意に甘えて分けていただき、碑の前に額づく。

人垣がだんだんと厚みを増す中、楽隊の音が下のほうから聞こえてきた。
額兵隊の赤の帽子と制服が緑に映える。
お髭の立派な榎本役の方も見える。
耕史くんは白のTシャツにブルージーンズ、
茶色に細かい唐草のような模様がついた皮ジャケット。

式の際、碑の立つ壇上には関係者のみでこちらは下で見守る。
碑に向かっての詩吟や献花が行われ、一般客の希望者にも
白菊の花の献花が許されたがあっという間になくなった。

<土方歳三最期の地碑>
碑前祭の一行は貸切バス移動で早い。
市電で追いかけても追いつかないと言われたが、
一応順序として先にお参りしておきたいので立ち寄った。
やはり一行はもう先にむかったあと。
でもかえってゆっくりお参りできて良かった。
飾られた土方写真のわきにともるロウソクで、
用意されている線香に火をつけ、
いくばくかの志を入れておく。

もっとひっそりしたイメージを抱いていたけれど、
周りは小さな公園のようになっていて、
すぐ傍には福祉センターの建物がある。
一本木関門の後ろもすぐ垣根になっていて、
かつて広がっていただろう広大な空間を
想像するのはむつかしい。
日野から移されたという歳三桜が綺麗に咲いていたのを
見られて嬉しかった。
(続く)
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