《映画》30秒動けなくなる映画

寅子。
2日連続の牛歩戦術（華丸談）で判決は、明日5月3日7時31分ごろ告げられる。
くしくも憲法記念日。狙ったとすれば、吉田恵里香の才能はチブル星人以上に凄い。
いよいよ地球を裏切ったウルトラセブンことモロダシ・チン
彼に会いたければ鵠沼のカフェテラス《ジョリーシャポー》へ行くとよい。
但し、本人と会うには500円の追加料金が必要になる
がめついセブン。M78星雲に帰ってしまえ

映画レビュー

036『悪は存在しない』★6．
唖然。
エンドロールが映倫マークを映し、客電がついてからも30秒は動けなかった。
4か月経ってようやく38本しか観ていないけれど、令和6年ナンバーワン（仮）。
もう一度鑑賞するにはオープニングの長さがつらいけれど、いつの間にか東山魁夷と千住博の世界に落としこまれてしまっていた。
悪は存在しない。
なるほど。


037『理想郷』★4.5
悪は存在する。
ディテールが『悪は存在しない』に少し似ているようだけれど、隣人の極悪さにしびれを催すサスペンス。
主人公2人は《マゾ》と呼ばれても異議はない。
そういえばつい最近、おいらも「頼まれたことに決してNOと言わない」姿勢を《マゾ》と称された。
冒頭。お馬さんを人力で倒すシーン
これがとても重要なファクターだけど、お馬さんをいじめる奴らを、宝島に埋めてしまいたい。


034『衝動殺人　息子よ』★5．
日本映画ライフタイムベスト5にランキングされるほど、初見で滂沱の涙を流し続けた作品。今回、偶然に上映機会を見つけて歓喜のまま即予約。
裁判所の職員のセリフにすら嗚咽を漏らしていた公開当時16歳の睾丸の美少年は、その後、歳を重ねても、文芸坐の名画座公開でも同様に涙を流し、還暦を迎えた今、国立映画アーカイブの客席でも洟をすする自分がいた。
映画.com 作品評価★4.6 という高得点は伊達ではない。

ちょうど『犯罪被害者等給付金』の制度見直しが警察庁により着手されている昨今。
一平ちゃんの生きざまや、官兵衛の息子の成長記録よりも、このような映画をしっかりとテレビ放映していくことが犯罪防止の一手になる。



平田広明『虎に翼』に出演「染み着いた海賊臭を消さねば」　“稲役”田中真弓にも言及
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