私は風の引き初めには必ず喉がおかしくなるので、そういう時は足の甲にお灸をします。
喉のツボが足の甲に二か所とリンパのツボも一か所あるので片足に三か所ずつ透熱灸をします。ツボに入ると「ひびき」というものが身体の中心部に向かって足の甲から響いていきます。大抵の場合はこの足へのお灸で治ります。ありがたいことに人の身体の必要なツボは手先、足先に集約されてあるようです。ここにお灸を自分ですることによってほとんどの患いに対処できるのではないかと思います。
人の身体と言うのはセルフケアがきちんとできるように作られているんだなぁと思います。ありがたいことです。ただ現代人はこういうツボを見つける原始感覚というものを喪失しています。ある本の中には指圧を十年続ければこういう感覚が蘇ることもあると書いてありました。
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