ある女性の方の気視をさせていただいたところこの「夜 水月」と言う言葉と情景が視えました。周りの状況を改めて視ると金閣寺の近くの池に映る満月ということでした。そして足利義満の側近というか幕臣の一人が彼女の過去世であるとわかりました。
室町幕府で栄華を極めた将軍の側近と言うことはエリート中のエリートですね。しかしその心の中に夜の情景が浮かんでいる・・・しかも水面に映る月の姿と言うのは「仮初めの・・」という言葉が当てはまるような気がしました。
そこから深い心の悩みの底を視ることはしませんでした。彼女にはまだ解放される時期が来ていないとわかったからです。いつか彼女の心の中に陽の光が煌々と差し込むことがあるだろうと期待して何も言わないで施療を終えました。
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