シリーズ式ハイブリッド気動車で高出力モーターが積まれる日は来るのか?

　ここでちょいと、ディープなネタを。

　とりあえずのこと実用化となっているハイブリッド気動車ですが、まだまだ課題が残っています。コストがかさむ割には、出力が高くない、重量もかさむ・・・といった難題が立ちはだかっています。
これらの課題をクリアするにあたっては、車両の総合的な軽量化はもちろんですが、高出力モーターを積載することが最も効果を発揮するものがあります。電車の世界では古くからモーターが命といわれていますが、シリーズ式ハイブリッドでは特にモーターの高出力化が命題となっているはずです。


　最終的には1個辺り200kW以上もの高出力モーターを２個積載する形にして、尚且つ車両そのものの軽量化が図られれば(自重３８ｔ以下が理想)、性能の強化にも繋がりますし、普及への糸口も見えてくることもあるかもしれません。