本当に人は「歪み」を作りながら生きている生物ですね。身体の歪みは筋肉やら骨格やらに無理な負担を様々に掛けながら生きているから出来上がります。
内臓の歪みは食べるもの酒類や社交の中の人間関係からそれぞれの内臓に負担がかかって歪みが出来上がります。
氣の歪みは人間関係、職場や家庭内、近所付き合い、職場環境などで精神に様々な負担がかかり気の使い過ぎなどもあって流れが詰まったり過剰に流れたりして歪んだものになっていきます。
そして魂の歪みについてはその人のこれまでの魂の輪廻のなかで生まれてきたものや、前世からの因縁で今世で関わってくる人たちや物から「業」を得て生じて来たり強まったりしていきます。
丸くなってコロコロと何物にもこだわらず生々流転に生きていければ歪むことも無く生きていけるのかもしれませんが、なかなかそんな悟りは開けるものではありません。
施療の中でそういう歪みに少しずつ分け入って治していけたらと日々努力しているところですが、なかなかそう簡単にできるものではありません。
歪みは必然。そう悟っていただければ最小限の成果と言えるかもしれません。
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