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2019年06月10日20:12

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《映画》フランク・キャプラに捧ぐ町田くん

自分の専門(自称)である映画日記から遠ざかっている。
激務続きで映画すら観られなくなったのだろうか。それとも、観たい作品が少なくなってきているのか。
まさか、6月の値上げにビビって遠ざかっているわけでもあるまい。(←あるまい)

ふとネットで見つけた「中島みゆきの名曲『糸』をモティーフにした映画が来年公開される」という記事。
少し記事を追いかけてみると監督はどうやら瀬々敬久げっそり
困ったことに、おいらが最も苦手にしている映画監督じゃないですか泣き顔
無駄な肉付けやエッセンスが目立ち、冗長な超長編作品の作風。
前後篇に分けた『ロクヨン』は前篇だけが評価される中途半端さを露呈したし、全編280分のチャレンジングな大作『ヘブンズストーリー』も第6章ぐらいからあれだったなぁ。
中島みゆきも『糸』も大好きなピースだから公開されれば鑑賞するけれど、それまでに瀬々監督が好きになりますように。否、なれますように。

カチンコ映画レヴュー。否、映画レビュー
フォト
052『町田くんの世界』★4.5
主演する2人が映画初出演という好ましいキャスティング。
漫画原作モノではあるけど、あらすじを読めば何となく川オス(←おいら)の人生観にフィットするモティーフのようで、激務のニッチを埋めるにはぴったりの作品のようだ。

作中、「誰にでも優しい人は…マル秘」というセリフとともに、そのセリフに連なるエクスキューズ「だからといって…マル秘」と続くシーンがある。
そんなことわかっているのに、何かしら手を差し伸べたくなるのが町田くんであり、ジョージ・ベイリーであり、川崎オスカーなのである。
町田くんがピンクの自転車に乗るシーンは、まさに名作『素晴らしき哉、人生』のオマージュ。ラストに向けたファンタジーだって、観ようによってはキャプラへのリスペクトなんだ。ちっとも違うかもしれないけど、おいらがそう感じたのだから仕方がない。

ところで監督のみならず、キャストにも圧倒的に苦手な女優がいる。
女優というのもあれなほどNGで、彼女のクレジットを見つけるだけで「観ないもんねハート達(複数ハート)」の判断を下す、おいらにとっては納豆的存在。
前髪クネ男がもっとしっかりしてれば、女優(自称)なんてやらないで宇宙にでもいって悠々自適で暮らしていればいいのに、なにをしてるんだか前髪クネ男。
原則として、あっちゃんが出演しているだけでマイナス★1つ。これがルーティンなんだけど、本作の彼女はそれほどのイモぶりを見せず、マイナス★0.5で留まった。
だからといって『旅のおわり世界のはじまり』を観るほど納豆は好きではない(←嫌い)手(パー)

フォト
048『コンフィデンスマンJP』★3.
こちらは納豆的にあっちゃんのシーンでマイナス★1つ。
彼女がいなければ★4の評価である。

テレビシリーズは全回パーフェクト。
そもそも長澤まさみだし、古沢良太の脚本だし、ダー子なので、公開初週に鑑賞という優先順位。
ただ、仕掛けが多すぎて追いかけるのが面倒くさい。
佐久市、柵に絡まる。
或いは、策士、策に溺れる。

フォト
049『山下達郎 シアター・ライブ/PERFORMANCE 1984-2012』★4.5
2012年、1週間限定公開で鑑賞した時の評価は★5.満点。
理由はわかる。
公開1年前に起きてしまった東日本大震災の傷跡はまだ癒えるはずもなく、そんな心持ちで『希望という名の光』を聴かされて涙がでないわけがない。(←出る)

一方、昨冬公開された竹内まりやのシアターライブ『souvenir the movie 〜MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜』の2週間限定公開が大好評すぎて、すぐにリバイバルリクエスト。
ついでに旦那さんのも同時上映しちゃえ!ってんで7年ぶりの再公開。
これが昭和なら名画座2本立て600円なのに、令和の映画館は1本ごとに1,900円。
山下夫婦もの2本観るなら3,800円も掛かるけど、夫婦50割で2本観るなら2人で4,400円で鑑賞できるという、書いていて自分でも理解不能の鑑賞料金。
TOHOもなくややこしい。



るんるん名曲「糸」映画化で期待される中島みゆきのサプライズ計画
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=145&from=diary&id=5657169
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