悟りたいのはなぜか?
恩を売りたい。
人の力で、暗い世の中を変えるのを見たい。
それは現実観から来ている。
その現実観とともに、赤子の愛がある。
愛とは、ことさらに何かする事ではない。
ただそのままで良いのである。
人と触れ合い、仕事をし、食事をする。
そこに愛が流れ、自然と変えていく。
愛と言うと分かり辛いが、徳と考えれば納得する。
徳は養われ、身近なところから変えていく。
愛はそうだ。
怒りを堪えるのも愛を養う。
人と話すのに、善意ならば、愛を育む。
仕事を、愚痴もせずに働けば愛を養う。
愛は社会に流れ変えていく。
水が流れ、やがて海に出るように、変えていく。
ことさらに何かするわけではないのである。
そのまま勤めれば良い。
そのまま優しければいい。
そのまま善意であればいい。
それが、段々と世の中を変えていく。
世の中は愛で回る。
現状、愛で回ってるとは考えにくい。
しかし、小さな愛が、周りを変えているのは確かだ。
愛は息づいている。
感じるかどうかなだけだ。
愚痴や怒りに辟易しても、
その堪忍が愛なのである。
小さな愛が変えているのである。
徳と似ている。
ただ気付きにくく、大げさに思ってしまうだけなのだ。
愛は今も変えている。
世の中を良い風に。
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