50代の男性のお客様が足の裏が痛いと訴えてこられました。一回目の時に、これはわき腹の痛みとつながっていて、そこから胆の経絡の弱りと判断して胆の反射区に処置をして、それで痛みが緩和したので施療終了としました。
それから一週間後にやはりまた痛みがぶり返して、しかも痛む場所が踵付近から足側部に移動したというのでお話を聞いて見ると「整形外科へ行こうと思ったらお休みだったので、その近くの皮膚科のお医者さんに行って話したら これは魚の目ですね、削っておきますね と言われた。」とのこと。
何だかなぁと思ってしまいました。魚の目が一週間くらいで移動するのかな?痛む部位が移動するということから考えても、それが広範囲の魚の目と言うことになるのかな?何だかなぁいい加減だなぁと思いました。
患者さんに掛かりつけのホームドクターのような方はおられないのですか?と聞くとおられるとのこと。けれど足の裏の痛みを内蔵の弱りと結びつけて考えてくれるでしょうか?と聞くと患者さんと私は同時に「それはないでしょうね。」と答えていました。
身体全体を常に細かく触って見ている私達民間療術師は「関連痛」というものを当たり前に在ることと捉えています。身体の内臓がその弱りを「痛み」として身体の表面に出してくるということは当たり前のことと考えています。どこの痛みであってもそこから意外と離れた部位や体の中と関連しているのは間違いないことだと思っています。
ひざの痛みでさえも膝そのものの弱りではなくて仙腸関節の引っ掛かりが原因だったりします。それを治せばひざの痛みが取れたりします。そういうことがお医者様にもわかってもらえたら・・・・お医者様が全身を細かく触って診てくださるようになる・・・・そういうことが実現して行ったらいいのになぁと思います。
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