八日の土曜日に母と倶利伽羅不動尊へ行ってきました。ご縁日ということで多くの参拝客で堂内は溢れていました。厄払いの方が多かったようです。
いつ見ても護摩壇の炎には癒されます。山頂の御堂の中は長い間の護摩のすすで天井が黒く煤けていますが、それがまた味があっていい感じです。開山千三百年という記念の年になるそうですが、千三百年前というのは様々な寺社が開山した年でもあるようで、そのころに日本中に何かが起きていたのかもしれないと思われます。
お賽銭を入れてお参りをし、お線香とお灯明を購入して火をつけて供えてきました。以前は護摩木を買ってお願いすることもよくあったのですが、最近は何だかあまりそういうことはしなくなりました。それは信仰心が減ったというのではなくて、よりお不動さんの身近になったような感覚が出来てきて、お参りするだけで何もかもわかってくださるような感があるからのようです。
この不動尊は石川県と富山県の県境にあるので、富山県の方も数多く来られています。雪が降って道が凍るようになると峠の道が急峻なために来るのが怖くて足が遠のきますが、また春になったら一番に来させていただこうと思っています。ここはとんでもないパワースポットですから。
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